国内でも知名度の高い「プロミス」ですが、消費者金融としてカードローンを主とした金融商品を取り扱っています。
プロミスを利用している方も20〜30代が60%の割合を占めており若い世代の方を中心に多くの方が利用している商品です。(プロミス公式HPより)
お金を借りるとなれば、特に利用したことがない方からすると不安に感じられることも多く、中でも審査に通るか不安も感じる方も少なくないでしょう。
この記事では、プロミスの審査についての特徴やポイント、実際に利用した方の口コミをまとめていきます。
監修者の紹介
公認会計士・税理士:重松輝彦。
中央青山監査法人、あずさ監査法人という4大監査法人で経験を積み、平成24年8月に重松輝彦公認会計士事務所を設立。お金に関する専門用語を分かりやすく解説し、節税サポートなども得意とする。
※本記事で紹介する貸金業者は、国の定める法律で金融庁の管轄である貸金業法、財務省が所管する出資法、法務省が所管する利息制限法に則り営業している正規の貸金業者です。
※専門家が対象会社の情報を独自に調査した内容を記事にまとめています。当メディアで特定の商品を斡旋するものではありません
プロミスとは?
プロミスは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が運営している消費者金融です。
SMBCグループの資本力や長年の実績を活かして充実したサービスや各種利便性に長けたサービスを提供しているのが特徴と言えるでしょう。
まずはじめに、プロミスの基本情報や特徴、利用条件について解説していきます。
プロミスの基本情報
申込条件 | ●年齢18〜74歳のご本人に安定した収入のある方。 |
金利(実質年率) | 4.5%〜17.8% |
限度額 | 最大500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
無利息期間 | 最大30日(はじめての方) |
WEB完結申込 | ◯ |
カードレス | 対応 |
プロミスの特徴
プロミスの特徴を簡単にまとめると以下のようなことが挙げられます。
・最短3分のスピード融資に対応している
・はじめての方への無利息期間が設けられている
・アプリやカード発行など多様な利用方法が設けられている
プロミスは、即日融資や無利息期間などのサービスから多様な申込方法、利用・返済方法が設けられているため、一言で言えば充実したサービスが特徴と言えます。
プロミスでは、WEB完結申込で最短3分で借り入れできる可能性があり、スピード融資に対応しています。
WEB以外にもアプリや電話、自動契約機による申し込みが可能になるため、自分に合った方法で申し込みできるのが特徴です。
また、はじめての方であれば30日間の無利息期間も受けられるため短期的に借りたい方は利息なしで、そうでない方も利息を減らして利用できることはメリットに感じられやすいでしょう。
借入を利用する方法もアプリやカードからご自身に合った方法が選べて、利用・返済方法も選択肢が豊富なので充実したサービスが設けられているのが特徴です。
プロミスを利用できる条件
プロミスを利用できる条件としては以下のようなことが挙げられます。
・年齢18〜74歳の方
・本人に安定した収入のある方
・アルバイトやパートのある主婦・学生
主な申込条件は上記の内容になるものの、プロミスでは審査があるため通過する必要があります。
審査に通過しなければ利用することができないため、プロミスの審査について詳しく見ていきましょう。
プロミスの審査について徹底解説
プロミスの審査内容については、公式で公表されているわけではないため利用する方によって当てはまること、当てはまらないことが出てくるかもしれません。
プロミスの審査についての主な傾向について見ていきましょう。
プロミスの審査の難易度
プロミスの審査難易度については、公式で発表されている通過率で見てみると36%〜42%で推移していることが分かります。(引用:SMBCコンシューマーファイナンス(株)公式HPより)
大手消費者金融の中では、比較的通過率が高いですが、一方で2人に1人以上は審査に通過していないと考えれば厳しく感じられる方もいるかもしれません。
そもそも審査の甘いところなどは存在しないので、審査難易度という点では審査に通りやすいとも言えませんが、通過率で言えば3割〜4割という結果になっています。
プロミスの審査内容と審査基準
プロミスの審査内容としては、以下の2つの個人信用情報機関からの情報と申込時の必要事項の情報をもとに実施されています。
- CIC:株式会社シー・アイ・シー
- JICC:株式会社日本信用情報機構
プロミスに限った話ではありませんが、金融機関の審査は一般的に信用情報をもとに審査が行われます。
上記の情報機関には過去の金融情報の支払い状況などの履歴が閲覧できるためその情報と申込時の住所や勤務先などの情報を加味して審査されます。
審査基準については公表されていませんが、金融機関全般としての傾向で言えるのが、
・過去の支払履歴が悪くないか
・今後支払いしていける収入の見込みがあるか
・情報の信憑性
などが主な判断基準として挙げられます。
当たり前ではありますが、上記の条件をクリアしている方ほど審査に通りやすく、該当しない方ほど審査落ちする可能性が高いと言えます。
審査落ちしている方は上記のような条件に該当していない可能性が高いので、理解しておくことでも対策できることがあるかもしれません。
プロミスの審査時間
プロミスは、公式HPでも公表しているように最短3分でのスピード審査に対応しています。
WEBからの申し込みで、最短3分での審査に対応しており24時間365日申し込みが可能です。
申込者によって審査にかかる時間は異なるケースや、申込時間によっても審査にかかる時間が異なるケースがあるため必ず3分で対応できるわけではありません。
WEBからの申し込み以外にも、自動契約機による店頭申し込みであれば即日でカードの受け取りができるため、急ぎで利用したい方はWEBもしくは自動契約機による申し込みが適しているでしょう。
プロミスの審査で必要なもの
プロミスの審査で必要なものについては、主に以下の2つです。
- 本人確認書類
- 収入証明書類
まず、本人確認書類ですが、運転免許証(経歴書)/パスポート/健康保険証/マイナンバーカード(現住所記載のもの)/在留カード・特別永住者証明書の提出が求められます。
その中で、本人確認書類に現住所の記載がない場合には、公共料金の領収書や住民票の写し、税金や保険などの領収書を合わせて求められるケースがあるため注意しましょう。
また、収入証明書類ですが、以下の条件に該当する方に提出が求められます。
- 希望の借入額が50万円を超える方
- 希望の借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超える方
- 申込時の年齢が19歳以下の方
上記に該当する場合には、最新の源泉徴収票や確定申告書、給料明細書(直近2ヶ月分)+賞与明細書などの書類の提出が必要になりますので、覚えておきましょう。
プロミスの審査で注意すること
プロミスの審査で注意することとしては、急ぎで申し込みしたい方や無利息期間などのサービスを使いたい方、在籍確認の有無などに注意する必要があるかもしれません。
急ぎで申し込みしたい方は、即日融資に対応していますが、WEBで言うと遅い時間帯の申し込みや休日などの申し込みであれば融資までに時間がかかる可能性があります。
無利息期間を利用したい方もはじめての方限定の特典になるため、過去に利用があれば再度の利用ができません。
在籍確認についてもほとんどの申込者にはしていない実績があるものの、2%の方には在籍確認をしていると公式HPでも公表があるため、在籍確認が不安な方は事前に相談しておくのが望ましいと言えそうです。
プロミスの評判・口コミ
続いては、プロミスの評判・口コミについて見ていきます。
プロミスを実際に利用した方の良い評判・口コミや悪い・評判・口コミをそれぞれ見ていきましょう。
プロミスの良い評判・口コミ
また利用したいカードローン
大手の借りやすさと安心感
スムーズな手続きと借入が良かったです
プロミスの悪い評判・口コミ
借り入れはできたが対応に不満
こんなものかなぁ
金利が高いが仕方がない
プロミスの評判・口コミからわかること
プロミスの評判・口コミを総称すると大手消費者金融ということでの知名度や信頼感から選ばれている方が多い印象です。
また、利用した方の多くが審査スピードが早いという口コミを残しており、スムーズな申し込みから借入までができることを評価している方が多く見られました。
他にも、SMBCグループならではのVポイントの特典があるなど、特典面でのメリットを感じている方も良い評価として口コミが見られました。
一方で、即日融資で対応できた方もいれば少数ではあるものの翌日、翌々日での融資になっている方もいたため、状況によっては翌日以降の融資になることもあるのが分かります。
プロミスを利用した方で全体的には高評価が目立った印象ですが、電話などの対応や消費者金融ならではの金利の高さに不満を感じている方もいるようです。
プロミスの審査に通りやすくするための5つのポイント
最後に、プロミスの特徴や口コミなどを踏まえて、審査に通りやすくするためのポイントをまとめると以下のようなことが挙げられます。
①普段から支払いは良好にしておく
②多数(多額)の借入額をしすぎない
③虚偽のない申告をする
④不安な点がある場合には店頭での申し込みを利用して事前に確認しておく
⑤プロミスの申込条件をしっかり確認しておく
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
①普段から支払いは良好にしておく
プロミスの審査に通るためのポイントとして最も重要と言えるのが、支払いがしっかりと行われているかです。
普段からクレジットカードや各種ローンなどの支払いがあれば個人信用情報機関にその支払い履歴が残ります。
プロミスの審査でもその情報が閲覧されるため、普段から支払いを良好にしておかなければ審査に通る可能性は低くなるでしょう。
支払履歴が悪ければ例え高収入であっても、金融機関としてはお金の回収するリスクが高くなるため非常に審査の可否に対して大きく影響してくるポイントです。
万が一、申し込み前にクレジットカードなどの支払いが遅れている方は申し込みを避けて、時間を置いてから申し込みすることも通るためのポイントと言えるかもしれません。
②多数(多額)の借入額をしすぎない
審査時点で既に複数の借入や借入額が多い場合には、審査に通らない可能性が上がってしまうため借入件数や額に注意しておくこともとても重要です。
はじめて利用する方であれば気にする必要はありませんが、既に借入がある方であれば件数や額が多すぎると年収にもよりますが総量規制の対象や残債が多いと判断されて否決となります。
既に借入があれば残債を減らすことで、審査には通りやすくなることが想定できるため申し込みする時期によって審査の可否も変わる可能性があるでしょう。
特に、パートやアルバイト、収入が低い場合などには注意する必要があるため念頭に置いておきましょう。
③虚偽のない申告をする
プロミスの審査を受ける上で、虚偽のない申告をすることはとても重要です。
プロミスの申込条件や他の金融機関の申込でも言えますが、安定した収入などの条件があることで年収を多めに申告したり勤め先の情報を偽ったりすることで、良く見せようとして虚偽の申告をしてしまうことがもしかするとあるかもしれません。
収入については状況によっては収入証明書類の提出が必要になるケースや勤め先などの情報についても個人情報信用機関などの情報をもとに虚偽の申告が判明する可能性も0ではありません。
そもそも虚偽の申告をせずとも通る可能性もあるでしょうから、リスクが増えるよりも誤りのない申告をすることが重要と言えるでしょう。
④不安な点がある場合には店頭での申し込みを利用して事前に確認しておく
プロミスでは、店頭での申し込みや電話での問い合わせなども可能になるため、不安な点がある場合には店頭での申し込みを利用して事前に確認しておくことで相違が生じることを防ぐことにもなるでしょう。
プロミスでの審査でも申込条件から必要書類の提出や在籍確認の有無など、申込者によってそれぞれの審査を実施しています。
「事前にネットで調べていた情報と違う」となる可能性もあり得るため、不安な方こそ相談しながら申し込みを進めることで不安の解消にも繋がるはずです。
相談することでプロミス側にも状況を伝えることができるので、考慮して審査してもらうことができる可能性もあるかもしれませんので、設けられている窓口を利用することも選択肢と言えるでしょう。
⑤プロミスの申込条件をしっかり確認しておく
プロミスの申込条件をしっかりと確認しておくことは通りやすくするための基本ポイントと言えます。
プロミスの申込条件としては、年齢制限や本人に安定した収入があることが条件となっています。
年齢に満たしていない方は突然申し込み不可となり、プロミスの申し込みとしてアルバイトやパートなどの収入が必要となります。
そのため、条件に満たしていない場合には、審査に通る可能性は下がるため、条件を理解しておく必要があるでしょう。
無収入の方であればアルバイトやパートを始めるなどして、少なくても収入がある状態で申し込むのが理想的と言えそうです。
まとめ
プロミスの審査については、多様な申込方法が設けられているためさまざまなニーズに合わせた申し込みが可能です。
審査は決して甘くはありませんが、この記事でもまとめたポイントを理解しておくことで審査対策を取れる方もいるかもしれません。
事前の情報として参考にしていただき、それでも不安な方は店頭や電話での窓口を利用しながら申し込みすることで解消しながら申し込みができるのではないでしょうか。