JCBゴールドは空港ラウンジサービスなどの特典が充実しているだけでなく、ポイント還元率が上がる優待サービスも豊富な1枚です。
口コミでもポイント還元率が上がる特典に触れられており、メインカードとして使いやすいカードといえます。
しかし、「どのようなメリット・デメリットがあるのか？」「自分に合っているカードなのか？」などが気になる人もいるでしょう。
そこで、JCBゴールドの評判・口コミを分析し、メリットやデメリットについて説明していきます。
監修者の紹介
公認会計士・税理士：重松輝彦。
中央青山監査法人、あずさ監査法人という4大監査法人で経験を積み、平成24年8月に重松輝彦公認会計士事務所を設立。お金に関する専門用語を分かりやすく解説し、節税サポートなども得意とする。
JCBゴールドの評判・口コミまとめ
JCBゴールドの口コミ・評判の総評としては、特典やインビテーションを魅力に感じている人が多いクレジットカードです。
条件を達成すると、JCBゴールド・ザ・プレミアの招待メールが届くため、よりステータスの高いカードを持ちたい人が利用している傾向にあります。
一方でポイント還元率が他のクレジットカードに比べて低いとの声もありましたが、ポイント還元率がアップする特典も充実しており、デメリットをカバーできます。
JCBゴールドの評判・口コミから分かること
JCBゴールドの評判・口コミから分かることは、特典を活用することでポイント還元率を上げられるクレジットカードであるということです。
口コミで注目されていたのが「JCBスターメンバーズ」「JCB カード S 優待 クラブオフ」の2つです。
・JCBスターメンバーズ
年間の利用金額に応じてポイント倍率がアップするサービス
・JCBオリジナルシリーズ
優待店舗での付与ポイントが2倍以上になるサービス
ただし、基本ポイント還元率は0.5％のため、上記の特典を活用できないと他のクレジットカードよりも低くなる可能性があります。
そのため、年間の利用金額や優待店舗を利用するかどうかが、JCBゴールドを申し込みするかの判断材料となるでしょう。
JCBゴールドの基本情報
| 年会費 | 初年度：無料（オンライン入会の場合） 2年目以降：11,000円（税込） |
| 申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある方 |
| ポイント 還元率 | 0.5%〜10% （Oki Dokiポイントへ還元） ※ポイントの使い道によって還元率が異なる |
| 利用可能枠 | 最大300万円 |
| 発行 スピード | 最短5分（※1） ※ナンバーレスの場合 |
| 国際 ブランド | JCB |
| 支払方法 | 1回払い 2回払い ボーナス一括払い リボ払い 分割払い |
（※1）
モバ即の入会条件は以下2点になります。
【１】 9:00AM～8:00PMでお申し込み。（受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い）
【２】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。（運転免許証／マイナンバーカード／在留カード）
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCBゴールドの評判・口コミを徹底分析
JCBゴールドはさまざまな特典が魅力のクレジットカードですが、実際の利用者はどのように感じているのでしょうか。
ここからは、良い口コミと悪い口コミを1つずつ分析していきます。
JCBゴールドの良い評判・口コミ
JCBゴールドの良い評判・口コミからは、以下3つの特徴が分かりました。
・ポイント還元率が上がる特典が充実している
・条件を満たすとJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションが受けられる
・審査や申し込みの手続きがスムーズ
ポイント還元率が上がる特典が充実している
JCBのポイント還元率は0.5%と高くないですが、JCBをメインに使っている私の場合、スターメンバーズの1.5倍やAmazonの3倍その他キャンペーンにより、今年の実質還元率は支払金額約128万で獲得P約3000P（JCBプレモで1.5万円）の約1.2%となりいうほど悪くないです
引用元：X
（支払月とP付与月が違うので目安として
JCBの基本ポイント還元率は0.5%相当ですが、JCBスターメンバーズを活用するとポイント還元率がアップします。
利用金額ごとにランクが分けられており、ゴールドカードの場合は以下の倍率が適用されます。
| 年間の利用金額 | メンバーランク名称 | 倍率 |
|---|---|---|
| 300万円以上 | ロイヤルαPLUS | 2倍 |
| 100万円以上 | スターαPLUS | 1.5倍 |
| 50万円以上 | スターβPLUS | 1.2倍 |
| 30万円以上 | スターePLUS | 1.1倍 |
月に25万円以上クレジットカードで決済する場合は、年間で300万円以上となり「ロイヤルαPLUS」になる計算です。
他にも、優待店（JCBオリジナルシリーズパートナー）や海外での支払いで、Oki Dokiポイントが通常の2倍以上貯まる特典もあるため、使い方次第で多くのポイントを貯められます。
条件を満たすとJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションが受けられる
来月もしかしたら団体旅行（とんでもない人数）の決済で年内4月にはJCBゴールド年間200万円決済できちゃいそうでわんちゃんゴールドザプレミアもう終わるかも…笑笑笑笑
引用元：X
JCBゴールドは条件を達成することで「JCBゴールド ザ・プレミア」へのインビテーションが受けられます。
JCBゴールドのサービスはそのままに、より充実したサービスが提供されています。
また、インビテーションを受けるための条件は以下の通りです。
・会員専用WEBサービス「MyJCB」にメールアドレスの登録があること
・JCBゴールドのショッピングご利用合計金額（集計期間：12月16日～翌年12月15日）が以下のいずれかに該当する方
①2年連続で100万円（税込）以上の利用
②1年で200万円（税込）以上の利用
JCBゴールドの利用者の中には「JCBゴールド ザ・プレミア」を目指している口コミも見受けられました。
そのため、通常のゴールドカードよりもステータスや特典を求める人が利用しているようです。
審査や申し込みの手続きがスムーズ
JCBゴールドカード申込完了
申込時の本人確認はオンライン口座設定するだけ、審査も1分で完了。MyJCBを起動する時に運転免許証と顔の撮影があったとき口を開けて口を閉じてと指示あり。
2年連続年間100万円以上を利用して JCBゴールドザ・プレミアにしようかな。
引用元：X
JCBゴールドは、モバイル即時入会サービス「モバ即（※1）」に対応しています。
そのため、すぐにオンラインショップや店頭での支払いに活用できます。
すぐに審査結果を知りたい方や、カードを利用したい場合に役立つでしょう。
（※1）
モバ即の入会条件は以下2点になります。
【１】 9:00AM～8:00PMでお申し込み。（受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い）
【２】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。（運転免許証／マイナンバーカード／在留カード）
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCBゴールドの悪い評判・口コミ
JCBゴールドの悪い評判・口コミからは、以下3つの特徴が分かりました。
・通常のポイント還元率は0.5％
・年会費が11,000円（税込）
・特典をうまく活用できていない人もいる
通常のポイント還元率は0.5％
JCBゴールドの通常還元率を1%にしてくれたらもうOSシリーズしか使わないのに
引用元：X
クレジットカードの中には基本ポイント還元率が1％のものもあることから、JCBゴールドの還元率も上げてほしいという口コミがありました。
JCBゴールドの基本還元率は0.5%相当です。また、Oki Dokiポイントの交換先によっては実質的な還元率が下がる場合もあります。
そのため、基本ポイント還元率だけで見ると、他のカードの方が高い場合もあるでしょう。
ただし、「JCBスターメンバーズ」や「JCBオリジナルシリーズ」など、ポイント還元率が上がる特典も豊富です。
そのため、基本還元率をカバーしやすい仕組みといえるでしょう。
年会費が11,000円（税込）
今年JCBゴールドに11,000円払うの憂鬱だなあ。カードに年会費払うのほんとにイヤ。三井住友（NL）にしよっかな。あれはスマホ決済優遇なのが嫌いなんだけど。
引用元：X
JCBゴールドの利用者の中には、「クレジットカードに年会費を払いたくない」という人も見受けられました。
一般カードであれば年会費が無料のクレジットカードは多くあります。
また、ゴールドカードでも条件を達成すると年会費が無料になるカードや、数千円の年会費で保有できるカードもあります。
そのため、JCBゴールドのコスト面が気になるという声もあるようです。
特典をうまく活用できていない人もいる
なんとなしにゴールド持ってるJCBでなんか意味あるかなって思ってたけど、この前空港ラウンジ入れて感動した。年会費ペイ出来るかと言われると微妙だけど。
引用元：X
JCBゴールドにはJCBオリジナルシリーズをはじめとしたポイント還元率に関する得点や、空港ラウンジサービスなどのゴールドカード以上のクレジットカードで利用できる特典などがあります。
しかし、特典を活用できない場合はJCBゴールドを保有するメリットよりも、年会費などのデメリットが上回ってしまう可能性があります。
年会費を無駄にしないためには、JCBゴールドにどのような特典があるのかを理解して、自分に合っているクレジットカードなのかを検討する必要があるでしょう。
JCBゴールドのメリット・デメリット
ここまでJCBゴールドの口コミから分かるメリットデメリットを紹介しましたが、その他のメリットとしては、付帯保険が充実していることが挙げられます。
一方で、プロパーカードのためJCB以外の国際ブランドが選べないことがデメリットとして挙げられます。
例えば、すでに他社が発行するJCBのクレジットカードを保有している場合は、国際ブランドの使い分けなどができなくなるでしょう。
JCBゴールドの作り方
ここまで口コミやメリット・デメリットを分析しましたが、自分に合っていると感じた場合は、申し込みを検討してみましょう。
JCBゴールドを作りたいという方は、条件や必要な書類などを確認しておくとスムーズに手続きできます。
JCBゴールドの申し込み条件
JCBゴールドの申し込み条件は、以下の通りです。
【本会員】
・20歳以上で、本人に安定継続した収入のある方（学生を除く）
【家族会員】
・本会員と生計を同一にする配偶者・親・子供（高校生を除く18歳以上）の方
ゴールドカードには満18歳以上から申し込みできるものもある一方で、JCBゴールドは20歳以上が条件です。
また、大学生や専門学生などは申し込み対象となりません。
JCBゴールドの申し込みから発行の流れ
JCBゴールドは「ナンバーレスカード」と「番号ありのカード」で、申し込み方法が異なるため、確認しておきましょう。
| ナンバーレスカード | 1.Webから申し込みする 2.支払い口座の入力 3.入会審査（最短5分） 4.「MyJCBアプリ」から本人確認 5.カード番号、セキュリティコードの表示 6.カードの発行、送付（約1週間） |
| 番号ありのカード | 1.Webから「番号ありを申し込む」を選択 2.支払い口座の入力 3.入会審査・カード発行 4.カードの送付（約1週間） |
また、申し込みに必要なものは以下の4点ですが、内容によって異なります。
・口座情報が分かるもの（通帳やキャッシュカード、銀行のアプリなど）
・日本国内の運転免許証または運転経歴証明書（所有する方のみ）
・顔写真付きの本人確認書類（ナンバーレスカードでカード到着前に番号を確認したい場合）
・収入証明書類（キャッシングサービスへ申し込みする場合）
なお、ナンバーレスカードの場合、即時判定の受付は9：00～20：00となっています。
受付時間を過ぎた場合は翌日扱いとなるため、申し込みのタイミングに注意が必要です。
まとめ
JCBゴールドはゴールドカードならではの特典がありながら、ポイント還元率がアップするJCB独自の特典も充実していることが分かりました。
基本ポイント還元率を上げてほしいという口コミもありましたが、「JCBスターメンバーズ」や「JCBオリジナルシリーズ」などの特典を活用することで、デメリットのカバーが可能です。
また、インビテーションの条件が明確になっているため、よりステータスの高いカードを持ちたい人も利用しているようです。
口コミを参考にしつつ、JCBゴールドに申し込みするか検討しましょう。
