クレジットカードを選ぶ際に、何となく聞いたことあるカードや勧誘されたカードを知らずに作ってはいませんか?
クレジットカードは似たような特典も多いですが、クレジットカードの選び方で大事な点は、自分の用途・目的に合うものを選ぶことです。
クレジットカードは用途の違いによってポイントの還元率が変わってきたり、年会費がかかったとしても付帯サービスで色々な恩恵を受けられたりします。
この記事では、クレジットカードの種類や国際ブランドといった基礎知識や、いくつかの利用シーンの応じた選び方のポイント解説していきます。
クレジットカード比較のポイントについてもまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
カード所有状況別のクレジットカードの選び方
はじめに、カード所有状況別のクレジットカードの選び方について解説していきます。
カード所有状況としては、初めてクレジットカードを選ぶ方と2枚目以降の方それぞれありますので、選ぶポイントについて見ていきましょう。
初めてのクレジットカードを選ぶ際に気を付けること
初めてのクレジットカードを選ぶ際に気を付けてほしいポイントとしては大きく分けて以下の3つです。
・年会費などの費用
・カードランク
・カードの使用用途
それぞれのポイントについで理解しておきましょう。
年会費などの費用
クレジットカードには、年会費がかかるカードとそうでは無いカードに分かれます。
年会費がかかる場合は、当然1年毎に年会費を支払う必要があるため、利用していない場合でも年会費を支払わなければなりません。
クレジットカードの年会費は、500円程度の費用から100万円近くする費用まで非常に幅広いです。
クレジットカードの利用額が多い人ほど、高い年会費を払ってもその分特典などで支払う価値はありますが、利用が少なければ無駄な費用になり得ます。
また、年会費が無料でもポイント特典や割引特典などが充実しているカードも多いため、年会費の有無には注意しましょう。
クレジットカードだけではなく、追加できる家族カードやETCカードの費用もカードによって違うため、合わせて覚えておきましょう。
カードランク
続いては、カードランクについてです。
クレジットカードには、主に4つのカードランクに分かれています。
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
一般<ゴールド<プラチナ<ブラックの順にカードランクが高くなり、ランクが高いほど特典が豪華になります。
一方で、ランクが高くなるにつれて年会費も基本的に高くなるため、ご自身の利用頻度に合わせてカードランクを選ぶ必要があるでしょう。
またカードランクが高くなるほど、審査に通る難易度も当然高くなるため一定の年収やカードの利用実績が必要になることもあります。
カードランクの高いクレジットカードが欲しい場合には、まずは一般やゴールドカードから実績を積む必要もあるため覚えておきましょう。
カードの使用用途
クレジットカードにもさまざまな特典があるため、ご自身がなぜ・どのような時にクレジットカードを使うかを加味して選ぶことは非常に重要です。
カードの使用用途としては、とにかく買い物をする方や保険として使う方、普段からよく行く店舗での割引を受けたい方などさまざまです。
クレジットカードを選ばれやすい理由の一つにポイント還元がありますが、ご自身が普段から使うようなお店で還元率が低ければ適したカードとは言えません。
しっかりとご自身の使用用途を踏まえて、見合った特典が受けられるカードを選択していきましょう。
2枚目以降のクレジットカードを選ぶポイント
2枚目以降のクレジットカードを選ぶ際には、1枚目のクレジットカードを選ぶポイントに加え、主に以下の2つを考慮しましょう。
・国際ブランド
・付帯特典
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
国際ブランド
2枚目以降のカードとしては、サブカードとして作る方が多いため、1枚目とは異なる国際ブランドのカードを選ぶのが望ましいと言えます。
理由としては、クレジットカードが使えるお店でも国際ブランドによっては可否が異なるからです。
例えば、VisaやMastercardが使えるお店でもJCBが使えないお店もあれば、Mastercardしか使えないお店などさまざまなケースが存在します。
そのため、異なる国際ブランドのカードを保有しておくことで、クレジットカードを使えないケースを減らすことができるため、国際ブランドにも注目して選んでいきましょう。
付帯特典
2枚目のクレジットカードを選ぶポイントとしては、1枚目には無い付帯特典があるカードを選ぶといいでしょう。
クレジットカードには特徴が異なり、ポイント還元率の高いカードや優待特典が多いカード、保険が充実したカードなどさまざまです。
そのため、2枚目のクレジットカードを選ぶ際には、付帯特典が被らないようなカードを選ぶことでよりクレジットカード特典の恩恵を受けやすくなるでしょう。
ユーザー属性別のクレジットカードの選び方
続いては、ユーザー属性別のクレジットカードの選び方について解説していきます。
クレジットカードの年代や勤務状況などによって、適した特徴のカードがあるため、属性ごとに合ったクレジットカードの選び方について参考にしてみてください。
18歳以上の学生に人気なクレジットカードの特徴
18歳以上の学生に人気なクレジットカードの特徴としては、まず年会費無料のカードが挙げられます。
クレジットカードには、年会費がかかるカードとかからないカードが存在する中で、学生限定で作ることができるクレジットカードについては年会費が無料のものが多いです。
そのため、年会費もかかることなくクレジットカードを作ることができるため、学生にとっては費用面については心配することなく持ちやすい環境と言えるでしょう。
また、学生限定カードは、ポイント還元率・優待特典・保険など一般カードよりも充実していることも多いため、よりお得に持つことができるのも特徴です。
新社会人がクレジットカードを選ぶ際のコツ
新社会人がクレジットカードを選ぶ際のコツとしては、ポイントやマイル還元、付帯保険などの充実性を加味して選ぶと良いでしょう。
新社会人ともなれば、自立してご自身の買い物や生活費などの支払いなど出費が増える環境に変化する方も多いのではないでしょうか。
例えば、月々の出費が多いような場合は、基本還元率が高いカードを選ぶことで毎月の貯まるポイントも多く、年単位で見れば多くのポイントがもらうことができるでしょう。
また、出張などが多い場合には、航空マイルが貯まりやすいカードを選ぶことで、マイルを貯めることで特典航空券などの利用も可能になるためよりカードの特典が受けられるはずです。
学生限定カードではないものの、若年層限定で作れるカードもあるため、限定カードを作ることでもより特典が受けられるケースもあります。
ご自身のライフスタイルに合った特典のクレジットカードを選んでいきましょう。
30代以降が所有するクレジットカードのポイント
30代以降が所有するクレジットカードのポイントとしては、若年層に比べて利用シーンが増えることが想定されるため、一般カード以外にもゴールドカード以上のカードランクを検討してみてもいいかもしれません。
ゴールドカード以上のランクであれば、主張や家族旅行時の空港ラウンジサービスやいざという時の保険が付帯しているカードが多いです。
カードランクの高いカードであれば、レストランやホテルでの優待割引などが受けられるカードもあり、何よりステータス性も上がるため、立場上必要な方もいらっしゃるかもしれません。
近年では、年間の決められた利用額を超えれば、年会費無料で持てるゴールドカードもいくつかあるため、カードランクの高いクレジットカードも検討してみてはいかがでしょうか。
主婦(主夫)が選ぶクレジットカードの特徴
主婦(主夫)にはポイントや優待特典重視のクレジットカードが選ばれやすいです。
主婦(主夫)がクレジットカードを使うシーンとして多いのが、食料品などの生活費全般をカード決済されることが多いです。
そのため、ポイント還元率が高いカードや普段から買い物するお店での優待還元が受けられるカードを選ぶことで、普段の買い物によりポイントを貯めることができます。
現金で購入するよりもポイントの恩恵が受けられて、無駄なく買い物ができるため選ぶ際には、ポイントや優待特典を重視して選んでいきましょう。
また、本カードを持つ選択肢以外にも配偶者の方の家族カードを持つ方法もあります。
配偶者がゴールドカード以上のカードを保有していれば、保険や空港ラウンジサービスの特典も家族カードで受けられるカードもあるため、一般カードを使うよりもお得に利用できます。
個人事業主・法人がクレジットカードを選ぶ際のポイント
個人事業主・法人がクレジットカードを選ぶ際は、法人名義で申込が可能かどうか、申込に必要な書類はどういったものかを確認しましょう。カード会社によっては決算書が必須の場合もあります。
従業員にもクレジットカードを発行したい場合、従業員向けのカードの発行可能枚数、追加した場合の費用を確認しておきましょう。
法人カードでも個人向けカードと同様に付帯特典が用意されているケースが多いので、例えば空港ラウンジのような特典の利用を考えている場合は、特典の内容も比較すると良いでしょう。
目的やシーン別のクレジットカードの選び方
目的やシーン別のクレジットカードの選び方についても解説していきます。
クレジットカードは、利用する方によって目的や利用シーンが異なるのが一般的です。
それぞれの目的やシーンの選び方について見ていきましょう。
実店舗でクレジットカードを利用したい方
実店舗でクレジットカードを利用したい方は、ポイント還元率の高さと優待店の多さに考慮すると良いでしょう。
クレジットカードを使って実店舗でお得に買い物するためには、基本還元率が高いことやそのお店でのポイント還元率がアップするような優待特典を利用することで、よりお得に利用することができます。
例えば、イオンで利用する方はイオンカード、百貨店マルイであればエポスカードのような流通系の実店舗では、当然お得に買い物することができるでしょう。
それ以外でもタッチ決済で高還元が受けられるカードやQUICPayの利用で高還元が受けられるカードなど、複数の店舗で優待還元が受けられるカードもあります。
特に、自分が普段から利用するようなお店で高還元が受けられるカードが最も効率的にポイントが貯まると言えるでしょう。
選ぶ前にどのような店舗で買い物しているかを見直してみるのもいいかもしれません。
ネットショッピングでクレジットカードを利用したい方
ネットショッピングでクレジットカードを利用したい方も、実店舗同様にどのECサイトを普段利用するかで適したカードを選ぶのがポイントです。
Yahoo!やAmazon、楽天市場のような大型ECサイトでは、自社のクレジットカードを発行していたり、特定のクレジットカードに特典を用意しているケースが多いです。
それぞれのECサイトで還元率が高くなるクレジットカードもあるため、ネットショッピング重視であれば特典が付帯したカードを選ぶのがいいでしょう。
また、ECサイトに限らずカード会社独自のポイントモールを設けているカードもあるため、経由してネットショッピングすることでポイント還元率が上がります。
どちらの特典も加味して適したカードを選ぶことで、より恩恵が受けられることでしょう。
旅行先や出張先でクレジットカードを利用したい方
旅行先や主張先でクレジットカードを利用したい方は、付帯している保険や空港ラウンジ等の旅行に関するサービスが充実しているカードを選ぶのがポイントです。
旅行や主張などで移動が多い場合には、万が一に備えられるクレジットカード保険は非常に役立ちます。
充実度によっても補償内容は異なりますが、補償額が手厚いものや家族まで補償が受けられるカードなど、旅行代金をカードで支払っておくことで保険をかけることができます。
また、空港でのラウンジサービスやホテルのグレードアップができるカードもあり付帯していればとても便利です。
空港ラウンジサービスでは、ワンランク上のプライオリティ・パスが付帯しているようなカードもあります。
ホテルでの優待特典では、ワンランク上の部屋が無料でグレードアップできたり、高級ホテルが無料で宿泊できたりするカードもあります。
他にも空港までの移動手段を手配してくれたり、スーツケースを運んでくれるサービス等もあり、ご自身の旅行や出張のスタイルに合う特典を探してみてはいかがでしょうか。
航空系のカードやゴールドカード以上のカードで、より受けられる特典とも言えるため参考してみてください。
通勤・通学でクレジットカードを利用したい方
通勤・通学でクレジットカードを利用したい方は、交通機関または交通機関が運営する施設でポイント還元が高いクレジットカードを選ぶとメリットが大きくなります。
例えばJR東日本が発行しているビュー・スイカカードやJRE CARDであれば、運賃にポイントが貯められるのは当然ですが、定期代にもポイントを貯めることができるなど、買い物に利用しなくてもポイントが貯まります。
また、クレジットカード機能以外にも合わせて交通系電子マネーの機能が使えるカードも多く、オートチャージなどが使えて、便利でお得に使えるのが特徴です。
ゲーム・アプリ課金でクレジットカードを利用したい方
ゲーム・アプリ課金でクレジットカードを利用したい方は、それぞれのサービスと提携したカードを選ぶことでよりお得にカードを利用することができます。
どのクレジットカードであっても、ゲーム・アプリ課金で対応している国際ブランドやカードであれば、ほとんど使うことができます。
ただ、ゲームなどによってはクレジットカードの入会でゲーム・アプリでの特典が作るカードもあるため、重視したい方は提携しているカードがないかを確認していきましょう。
クレジットカードの選ぶ際の注意点
それぞれの状況やシーン、目的ごとの選び方についてポイントを解説してきましたが、最後にクレジットカードを選ぶ際の注意点についても理解しておきましょう。
押さえておきたい注意点としては、以下の4つです。
・クレジットカードの属性に当てはまっているか
・クレジットカードを使いたい目的に当てはまっているか
・クレジットカードの維持費は問題ないか
・クレジットカードを利用したい日までに発行できるか
それぞれ見ていきましょう。
クレジットカードの属性に当てはまっているか
クレジットカードを選ぶ際に、ご自身の属性に当てはまっているかを確認しておきましょう。
クレジットカードにも年会費や特典などカードによってそれぞれ違いがあるため、属性に合わせることが選び方の1つポイントです。
特典が豪華なクレジットカードであれば良いというわけではなく、ご自身の属性に合わせた特典のカードを選ぶことで無駄なくお得に使うことができるでしょう。
クレジットカードを使いたい目的に当てはまっているか
選ぶクレジットカードがご自身のライフスタイルとマッチして使うことができるかを考えてみることも最適な選択に繋がるポイントです。
クレジットカードを選ぶ際に、使いたい目的は何なのか今一度考えてみましょう。
単に買い物で使いたいという方でも、どのお店でお得に買い物ができるカードなのか、ポイントの有効期限は長いのか、どのようにポイントが使えるのかを知っておくことで利用する満足度も変わってくるでしょう。
保険や空港ラウンジサービスなどを使いたい方は、補償額や適用条件、どの空港ラウンジサービスが使えるかなど自分に合った内容のカードを選択する必要があります。
しっかりと事前に使いたい目的を整理してから、最適なカードを選んでいきましょう。
クレジットカードの維持費は問題ないか
クレジットカードの維持費は問題ないかも確認しておく必要があるでしょう。
クレジットカードにかかる維持費としては、年会費や家族カード・ETCカードの年会費などです。
年会費が無条件で永年無料であれば問題ありませんが、利用がなければ年会費が必要なカードも少なくありません。
また、ゴールドカード以上になれば年間1万円以上の年会費がかかるカードも多く、利用がそれほどなければ維持費の支払いに負担がかかることになります。
年会費がかかるクレジットカードを選ぶ際には、維持費が問題ないかをしっかり確認しておくようにしましょう。
クレジットカードを利用したい日までに発行できるか
クレジットカードを利用しない日までに発行できるかを確認する必要がある方もいるのではないでしょうか。
旅行や買い物など、いつまでにクレジットカードが欲しいという場合には、事前にカードの発行までの期間を確認しておく必要があります。
一般的には2週間前後かかるカードが多いため、カードが使えるまでは一定の猶予を持っておく必要があるでしょう。
ただ、申し込みしてから当日のうちに即日発行できるクレジットカードもあるため、急ぎの方はしっかりと選ぶカードの発行期間を確認しておくのが望ましいでしょう。
クレジットカードを選ぶ際に比較されるポイント
クレジットカードを選ぶ際、他の人たちはどういった点を重視しているのでしょうか?
トラノコ会員へのクレジットカードの意識調査を行った結果をランキング形式でご紹介します。
クレジットカード選びで重視される点ランキング
ランキング1位.ポイント還元率
1番多く票を集めたのは、ポイント還元率でした。
平均的なポイント還元率0.5%〜1.0%となっており、基本還元率であれば1.0%以上のクレジットカードであれば平均以上の水準と言えます。
基本還元率0.5%以下:×
基本還元率1.0%以上:○
優待還元率が受けられるカードも多数ありますが、ご自身が使うお店での優待還元があるカードを優先的に選ぶのが理想的です。
ランキング2位.年会費
続いて重視する点として選ばれたのが年会費です。クレジットカードの年会費は、無料のものから10万円を超える高額なものまで、カードによって様々です。
年会費だけで見たときに選ぶポイントをまとめると以下の通りです。
年会費永年無料 | 無条件でお得に使える |
条件付き年会費無料 | 条件達成できる方はお得に使える |
1,000円〜 | 自分に合った特典が受けられる方 |
10,000円〜 | ゴールドカード以上のカードが欲しい方 |
30,000円〜 | 年間の利用額が多い方・ステータスの高いカードが欲しい方 |
ランキング3位.ポイントの使い勝手
ポイントは還元率だけではなく有効期限や交換の手軽さなどの使い勝手も重要です。
ポイントの使い勝手として重視したいポイントは以下の通りです。
・ポイントの有効期限は長い(無期限)か
・ポイントは手続きなく使えるか
カード会社によってポイントの有効期限や交換方法や使い道は全く異なるため、上記のような内容を重視しておくとより使いやすく感じられるでしょう。
ランキング4位.国際ブランド
国内で発行できる国際ブランドは以下の6つです。
・Visa
・Mastercard
・JCB
・American Express
・Diners club
・銀聯
国際ブランドごとに使える加盟店数が異なるため、2つ以上の国際ブランドを持っておくことで、カードが使えないシーンを減らすことができます。
ランキング5位.特典内容
ポイント還元は利用額に応じた特典ですが、該当のクレジットカードを保有するだけで受けられる特典があります。
クレジットカードの特典内容は付帯していればいるほどお得に使うことができるでしょう。
特に、比較したい特典内容としては以下の通りです。
・ポイント優待還元
・優待割引
・空港ラウンジサービス
・海外旅行保険
特典内容が多いカードほど、年会費が高いことも珍しくないため、ご自身が使う特典内容が多く受けられる適した年会費のカードを選ぶことでよりお得に使えるでしょう。
年会費が高いクレジットカードは、ホテルのグレードアップが出来たり、飲食店で1名無料になったり、様々な特典が用意されています。
海外旅行をする機会がある人には、クレジットカード付帯の海外旅行保険や空港ラウンジサービスはメリットと言えるでしょう。
ランキング6位.グレード・ステータス
クレジットカードのグレード・ステータスは以下の4つに分かれています。
ブラックカードは一部のクレジットカードのみで発行されており、プラチナカードが実質的な最上位のクレジットカードも多数存在します。
・一般カード
・ゴールドカード
・プラチナカード
・ブラックカード
一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード
ランクが高いほど年会費が高く、5位で紹介したような特典は充実している傾向があるため、利用頻度に見合ったグレード・ステータスを選ぶのが望ましいでしょう。
使い方次第では年会費以上の特典を受けられるケースもあります。
ランキング7位.発行期間(発行スピード)
クレジットカードの発行期間はカードによっても差があります。
特に、即日発行できるか否かはカードによって異なるため、急ぎ発行したい方は事前に確認しておくようにしましょう。
また最近ではクレジットカードの発行の定義も2つに分かれてきています。
1つはカード番号の発行で、もう1つはクレジットカードの発行です。
ネットショッピングであればカード番号だけあれば利用出来ますので、最近はカードレス・デジタルカードと呼ばれるクレジットカードも増えてきています。
中には最短5分でカード番号が発行可能なクレジットカードも登場しています。
目安:1週間〜2週間
最短:即日発行(最短5分)
ランキング8位.キャンペーン
最後にご紹介するのが、クレジットカード作成時のキャンペーンです。
キャンペーンの内容として重視する点は以下の通りです。
・高額なポイントやキャッシュバックが受けられるか
・達成しやすい条件になっているか
クレジットカードのキャンペーンは、2,000円分の特典が受けられるものから1万円を超えるような特典が受けられるものまで幅広く存在します。
突然、高額なキャンペーンほどお得なものの、達成が難しい条件であれば、結果特典が受けられない方もいるかもしれませんので、特典内容と条件を確認するのが望ましいでしょう。
その他おすすめの選び方6選
重視されやすい人気の選び方で紹介した方法以外にも、いくつか選び方はありますので、そちらについても紹介していきます。
①利用枠
10万円〜50万円が一般的であるが、それ以上の付与が受けられるか否か。
入会時点での利用枠については、属性や年収、勤続年数などによって判断されるため、希望する利用枠が必ず得られるというわけではありません。
特に、学生の場合は、10万円の利用枠と決まっているカード会社もある一方で、30万円まで付与してくれるカード会社もあります。
入会時点での利用枠が大きいカードを望む場合は、カード会社の実績を踏まえて選ぶのがいいでしょう。
②付帯保険・サービス
付帯保険・サービスは、クレジットカードによって有無が異なります。
主に比較したい内容としては以下の通りです。
保険 | サービス |
・海外旅行傷害保険(家族特約) ・国内旅行傷害保険(家族特約) ・航空機遅延損害保険 ・ショッピング保険 ・ゴルファー保険等 | ・空港ラウンジサービス ・手荷物宅配サービス ・サポートデスク ・コンシェルジュ・サービス等 |
上記特典については、特に一般カードとゴールドカード以上のランクカードかによって、内容が全く異なります。
付帯保険・サービスの充実性を重視したい方は、ゴールドカード以上のランクカードを選ぶのがいいでしょう。
③セキュリティ・保証制度
セキュリティ・保証制度が付帯しているクレジットカードを選ぶことでより安心して使えるポイントにもなります。
主に以下のセキュリティ・保証制度が付帯しているかを確認して選んでいきましょう。
・ナンバーレスデザイン
・タッチ決済
・3Dセキュア
・不正検知システム(カードモニタリング)
・ワンタイムパスワード
・利用通知サービス
④電子マネー・QRコード決済
クレジットカードの機能と合わせて使うことができる電子マネー・QRコード決済があることでより便利に使うことができます。
普段から利用している電子マネー・QRコード決済があれば、付帯しているカードを優先して選ぶのもいいかもしれません。
電子マネー | QRコード決済 |
・楽天Edy ・iD ・QUICPay ・WAON ・Suica(交通系)等 | ・PayPay ・メルペイ ・LINE Pay ・au PAY ・d払い ・楽天ペイ ・イオンペイ ・ファミペイ等 |
⑤アプリ・ウェブサイト
会員サービスがあるか否か
カードによって、アプリ・ウェブサイトの充実性が異なります。
クレジットカードを利用している中で、簡単に明細の管理や手続きができることで、使いやすいと感じられることもカードのメリットの1つです。
選ぶポイントの1つとして確認しておくのがいいでしょう。
⑥カードデザイン
選べるカードデザインが豊富か。選択肢が多いか。
機能に影響があるわけではありませんが、見た目にもこだわりたい方もいるのではないでしょうか。
選ぶカードによってカードデザインの数は全く異なるため、見た目にこだわりたい方はカードデザインが豊富なカードを選ぶといいでしょう。
クレジットカードの選び方まとめ
クレジットカードの選び方について、所有状況や属性・シーンごとに解説してきました。
ご自身に合ったカードを選ぶために、利用目的とカードの特徴を照らし合わせることでより最善な選択に繋がるはずです。
・年会費
・カードランク
・カード用途(利用シーン)
・ご自身の属性
を中心に、ポイント還元率や付帯サービスも考慮しつつ、ご自身に合うクレジットカードを探してみてはいかがでしょうか。