5大国際ブランドの1つであるダイナースクラブ。色々なラインナップがあるのはご存知でしょうか。
高いステータス性で人気のダイナースクラブの中で最上級ランクに該当するプレミアムカードでは、招待でのみ保有することができるというハイステータスカードもあります。
そんなダイナースクラブの特徴を中心に、どのようなカードが取り扱われているのかのラインナップとプレミアムカードについて詳しく解説していきます。
ダイナースクラブのクレジットカードは大きく分けて2種類
Diners Club(ダイナースクラブ)は、それほど多くない種類の中でも大きく分けて以下の2種類が存在しています。
・プロパーカード
・提携カード
はじめにダイナースクラブの大まかな特徴について解説していきます。
ダイナースクラブのクレジットカードとは?
ダイナースクラブは、国際ブランドの中でもステータス性が高いと言われることが多く世界初のクレジットカード言われています。
ダイナースクラブのクレジットカードが生まれたきっかけは、1950年にレストランで財布を忘れたことがきっかけで食事でつけ払いができるクラブが作られたことがその始まり、と言われています。
歴史ある国際ブランドということと、一般カードでも年会費が10,000円を超えるカードになっていることからも、ステータス性が感じられます。
また、ダイナースクラブは、本来クレジットカードに設けられている利用可能枠が「一律の制限なし」になっていることも特徴です。
カードホルダーの信用情報によっては、高額な車や冠婚葬祭などの費用でもカードで決済できる利点があります。
その他にも、付帯している特典、特にダイナースクラブという「食事(Dinner)を楽しむ」という言葉が語源になっているだけあり、食事に関する特典は豊富です。
ダイナースクラブのプロパーカードの特徴
ダイナースクラブのプロパーカードは、非常にシンプルで個人カードにおいては一般カードの「ダイナースクラブカード」、最上級ランクの「ダイナースクラブ プレミアムカード」の2種類です。
個人事業主や法人向けのカードも合わせると上記ランクのカードがそれぞれあるため、それでも計4種類と種類は多くありません。
しかしながら、一般カードでも年会費は2万円を超えるため前述したようにさまざまな付帯特典が付帯しているのが、ダイナースクラブプロパーカードの特徴と言えます。
一律の制限がなくショッピングの利用ができ、かつレストランやホテルなどでの優待サービス、保険や空港ラウンジサービスなどハイステータスならではの特典を受けることができるでしょう。
ダイナースクラブの提携カードの特徴
ダイナースクラブの提携カードとしては、マイルが貯まる航空系のクレジットカードを中心にダイナースクラブ特典が付帯したカードが発行されています。
- 航空会社(JAL/ANA/スカイ/マイレージプラス)
- BMW
- ホテルニューオータニ
- その他
上記のような提携されたダイナースクラブカードが発行されており、ダイナースクラブ本来の特典と各種提携カードの特典を受けることができます。
いずれのカードもプロパーカード同様に年会費は1万円を超えるカードが取り揃えられているため、ステータス性の感じられやすいカードを利用することができるでしょう。
ダイナースクラブのプロパーカードラインナップは3つ
ここからは、ダイナースクラブのプロパーカードの特徴について解説していきます。
個人向けプロパーカード2種と法人向けのプロパーカードをそれぞれ解説していきますので、まずは3種の比較表について見ていきましょう。
カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 国際ブランド | 保険 | 家族カード | ETCカード | 電子決済 | マイル | 発行までの期間 | 入会条件 | 公式サイト |
ダイナースクラブカード | 24,200円(税込) | 0.4%〜1.0% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで | 年会費:5,500円(税込) | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | ANA JAL スカイ マイレージプラス | 2週間〜3週間 | 所定の基準を満たす方 | 詳細を見る | |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円(税込) | 0.5%〜1.0% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●海外航空機遅延保険 ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 | 年会費:永年無料 | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | ANA JAL スカイ マイレージプラス | 2週間〜3週間 | 非公開 | 詳細を見る | |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 27,500円(税込) | 0.4%〜1.0% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 | 年会費:永年無料(4枚まで) ※3.4枚目の追加カードは1枚あたり 5,500円(税込)のカード維持手数料が必要 | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | ANA JAL スカイ マイレージプラス | 2週間〜3週間 | 基本会員:所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員又は個人事業主。 追加会員:基本会員が代表者・役員を務める法人等 または個人事業の役職員あるいは従業員で18歳以上の方。 | 詳細を見る |
①ダイナースクラブカード
ダイナースクラブのプロパーカードとして、ダイナースクラブカードがあります。
一般カードとして発行されているもののゴールドカード以上の特典の付帯したカードです。
ダイナースクラブカードの基本情報や特徴について見ていきましょう。
ダイナースクラブカードの基本情報
カード名称 | ダイナースクラブカード |
デザイン | カード|
年会費 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.4%〜1.0% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで |
家族カード | 年会費:5,500円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | ANA JAL スカイ マイレージプラス |
期間 | 発行までの2週間〜3週間 |
入会条件 | 所定の基準を満たす方 |
公式サイト | 詳細を見る |
ダイナースクラブカードの特徴
ダイナースクラブカードは、年会費24,200円(税込)で保有することができるダイナースクラブの一般カードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・航空機利用時に使える優待特典や充実した保険が付帯
・レストランやゴルフなどの優待特典が豊富
・Mastercardが付帯したコンパニオンカードが無料発行できる
ダイナースクラブカードは、年会費は高額ではあるものの非常に多くの特典が付帯しているため、多くのシーンで特典の恩恵を受けることができます。
まず、航空機の利用時には国内外世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用できるため、待ち時間も快適に過ごすことができるでしょう。
また、手荷物宅配サービスや海外サポートデスクなどのサポートが受けられる特典や充実した内容の旅行傷害保険が付帯しているため、1枚のカードで多くの旅のサポートが受けられます。
普段の生活においては、「エグゼクティブダイニング」などのレストラン優待でコース料理が1名分無料になる特典はハイステータスカードならではの恩恵と言えるでしょう。
他にも、ゴルフ場の予約サポート特典や優待特典など多くのシーンで優待特典が受けられるため、メリットに感じられやすいカードと言えるのではないでしょうか。
ポイント還元としては、100円につき1Pが貯まり有効期限がないことはメリットに挙げられるでしょう。
ANAマイルへの交換は1P→1マイルで交換が可能ですが、移行手数料が年間6,600円(税込)かかるため注意が必要です。
ダイナースクラブカードだけではありませんが、ダイナースクラブのカードにおいてはMastercardブランドが付帯したコンパニオンカードの発行が無料できることも特徴です。
「TRUST CLUBプラチナマスターカード」は、通常年会費が3,300円(税込)かかるところ、ダイナースクラブ会員であれば無料で持つことができます。
コンパニオンカードを発行することで、ダイナースクラブが使えないお店でもMastercardが使える可能性もあるため、2枚持ちによる利便性の向上に繋がるでしょう。
②ダイナースクラブ プレミアムカード
ダイナースクラブの中でも最上級に位置付けられているのがダイナースクラブ プレミアムカードです。
通常申し込みは受付しておらず、招待制でのみ保有することが可能なハイステータスカードです。
ダイナースクラブ プレミアムカードの基本情報や特徴について見ていきましょう。
ダイナースクラブ プレミアムカードの基本情報
カード名称 | ダイナースクラブ プレミアムカード |
デザイン | カード|
年会費 | 143,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%〜1.0% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●海外航空機遅延保険 ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 |
家族カード | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | ANA JAL スカイマイレージプラス |
期間 | 発行までの2週間〜3週間 |
入会条件 | 非公開 |
公式サイト | 詳細を見る |
ダイナースクラブ プレミアムカードの特徴
ダイナースクラブ プレミアムカードは、年会費143,000円(税込)で持つことができるダイナースクラブの中でも最上級のクレジットカードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・24時間対応のコンシェルジュサービスが付帯
・プレミアムカード限定の特典が満載
・メタルカードやプレミアムコンパニオンカードの発行が可能
ダイナースクラブ プレミアムカードは、年会費が非常に高額な分、最上級の特典が付帯しているカードです。
まず、ダイナースクラブ プレミアムカードには、24時間対応可能なコンシェルジュサービスが付帯しています。
レストランや旅行などのあらゆる手配を24時間年中無休で対応してもらえるため、カードを保有することで秘書が付いてくれるような感覚を味わうことができるでしょう。
また、ダイナースクラブカードでは味わえない、ダイナースクラブ プレミアムカードならではの限定特典もあります。
- ダイナースクラブ銀座プレミアムラウンジ
- プレミアムエグゼクティブダイニング
- プレミアム専用・旅行デスク
- プレミアムカード会員限定 ホテル・旅館宿泊優待
- プライオリティ・パス
- 手荷物宅配サービス・コート預かり
- 他社メンバーシップへの特別入会特典
上記のようなプレミアムカード会員限定の特典が非常に多く設けられており、まさに最上級の優待特典を受けることができるでしょう。
また、前述したコンパニオンカードは、Mastercardブランドの最上位グレード「ワールドエリート」が発行可能です。
通常、黒いデザイン券面のダイナースクラブ プレミアムカードですが、20,000円(税込)の追加費用でメタルカードの発行も可能なので、見た目にもこだわることができるプレミアムカードです。
③ダイナースクラブ ビジネスカード
最後に紹介するプロパーカードは、一般カードの個人事業主・法人向けダイナースクラブカードのダイナースクラブ ビジネスカードです。
ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報や特徴について見ていきましょう。
ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報
カード名称 | ダイナースクラブ ビジネスカード |
デザイン | カード|
年会費 | 27,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.4%〜1.0% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 |
家族カード | 年会費:永年無料(4枚まで) ※3.4枚目の追加カードは1枚あたり5,500円(税込)のカード維持手数料が必要 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | ANA JAL スカイマイレージプラス |
期間 | 発行までの2週間〜3週間 |
入会条件 | 基本会員:所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員又は個人事業主。 追加会員:基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員あるいは従業員で18歳以上の方。 |
公式サイト | 詳細を見る |
ダイナースクラブ ビジネスカードの特徴
ダイナースクラブ ビジネスカードは、年会費27,500円(税込)で保有することができ個人事業主・法人向けのダイナースクラブカードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・ダイナースクラブ ビジネスカードだけの特別特典が付帯
・充実した保険や各種空港ラウンジサービスが付帯
・追加カードは4枚まで無料発行可能
ダイナースクラブ ビジネスカードは、社用経費をカード払いできるダイナースクラブカードです。
複数枚のカードを同時発行できるため、仕事上の経費を複数人で使うことができ、かつ支払いにポイントを貯めることができることは特徴と言えるでしょう。
一般的な個人カードとは異なり、ダイナースクラブ ビジネスカードは事業者向けの特典が備わっているのが特徴です。
- 会計ソフト「freee」優待特典
- ダイナースクラブ ビジネス・オファー
- ビジネスラウンジ&コ・ワーキングスペース
- Business-Airport
- ビジネスコンサルティングサービス
- 会員招待イベント
上記のようなビジネスカード専用の特典が備わっているため、事業用カードの機能に加えて事業向け特典が設けられているのがダイナースクラブ ビジネスカードの特徴と言えます。
この他にも、旅行や出張時に使える特典や会食・絶対時の優待特典もあるため、多くのビジネスシーンに利用できる特典が満載です。
また、充実した補償内容の保険や空港利用時のラウンジサービスやJALオンラインサービスによる主張手配のサポート、トラベルデスクなど非常に多くの特典が付帯しているため、高額な年会費に見合った特典のあるカードと言えます。
最高クラスのクレジットカード「ダイナースクラブ プレミアムカード」とは?
ダイナースクラブ プレミアムカードは、ダイナースクラブの中でも最上位に位置するクレジットカードです。
入会するためにはプレミアムカードの基準をクリアしなければ持つことができないため、誰しもが持てるわけではありません。
そんなプレミアムカードの持つための条件やカードの特徴、評判などについて見ていきましょう。
プレミアムカードは招待制カード
プレミアムカードは、完全招待制のカードとなっており通常申し込みでは持つことができません。
高い年収やカードの利用実績がある方でも、ダイナースクラブの条件をクリアしていなければ持つことができないため、保有できるだけでもステータスを感じることができるでしょう。
プレミアムカードから招待がくる年収基準や条件
プレミアムカードから招待がくる基準については公表されていないため、明確な基準は不明です。
ですが、インターネット上で実際にプレミアムカードからの招待がきた方の情報をまとめてみると以下のような年収基準や条件があるようです。
- ダイナースクラブカードの利用
- 年収1,000万円以上
- 年間200万〜500万円のカード利用
招待制のカードになるため、ダイナースクラブカードの利用実績は必要なようです。
年収や年間の利用金額の基準については、明確な基準はないものの招待があった方の情報としてまとめるているので一つの目安として参考にしてみてください。
プレミアムカードの基本情報
カード名称 | ダイナースクラブ プレミアムカード |
デザイン | カード|
年会費 | 143,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%〜1.0% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●海外航空機遅延保険 ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 |
家族カード | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | ANA JAL スカイマイレージプラス |
期間 | 発行までの2週間〜3週間 |
入会条件 | 非公開 |
公式サイト | 詳細を見る |
プレミアムカードの付帯特典・サービス
プレミアムカードの付帯特典・サービスとして主なものをまとめると以下の通りです。
特典・サービス | 内容 |
プラチナ・コンシェルジュ | 24時間365日対応可能なコンシェルジュサービス。 航空機や宿泊、レストランやゴルフなどの手配が可能。 |
ダイナースクラブ銀座プレミアムラウンジ | 会員限定で利用できるプレミアムラウンジ。 「銀座コンシェルジュ」も利用することができプライベート空間を気軽に利用可能。 |
プレミアムエグゼクティブダイニング | 2名利用1名無料、6名利用4名無料で高級レストランのコース料理を利用可能。 プレミアムカード限定で利用できるお店も有り。 |
プレミアム専用デスク | 国内外問わず条件に合わせたレストランなどの予約を行ってくれるサービス。 旅行デスクもプランに合わせた予約が可能。 |
プレミアムカード会員限定 ホテル・旅館宿泊優待 | 会員限定のホテルや旅館宿泊優待により割引などの特典が付帯 |
プライオリティ・パス | 世界1,300ヶ所以上のラウンジが利用可能な「プライオリティ・パス」が付帯。 |
手荷物宅配サービス・コート預かり | 対象の空港利用時に自宅や勤務先までの手荷物を無料でお届け。 コート預かりサービス割引付帯。 |
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードの自動付帯 | Mastercardブランドのコンパニオンカード「ワールドエリート」が無料発行可能。 |
細かく言えば、他にも充実した補償内容の保険やダイナースクラブに付帯している各種特典が付帯しているため、全ての特典を網羅する方が難しいほど多くの特典が付帯しています。
プレミアムカードのメリット・デメリット
プレミアムカードのメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
【メリット】
・プラチナ・コンシェルジュなどの付帯特典が豊富
・家族カードが無料で追加発行可能
・コンパニオンカードの無料発行が可能
【デメリット】
・年会費が高額
・ANAマイル以外へのマイル還元率が悪い
プレミアムカードは、豪華な付帯特典が多いことがメリットに感じられやすいカードと言えます。
前述したようにクレジットカードの中でも最上位のカードにしか付帯していないコンシェルジュサービスをはじめ、さまざまな優待特典が付帯しているカードです。
年会費は143,000円と高額なことはデメリットに感じられるかもしれないものの、コース料理が1名無料になるような特典はお得感を味わうことができるのではないでしょうか。
また、本カードは高額なものの家族カードは無料で発行できるため、家族とも特典を共有しながら利用することができます。
Mastercardの最上級のコンパニオンカード「ワールドエリート」の発行により、Mastercardブランドの特典も享受できることもまたメリットに感じられるでしょう。
デメリットとしては、ANA以外のマイルへの交換が改悪されて0.5%還元に下がっていることはデメリットに感じられる方もいるようです。
プレミアムカードの評判・口コミ
プレミアムカードを実際に利用している方の評判や口コミをまとめました。
【プレミアムカードの良い口コミ】
コンシェルジュ・サービス、エグゼクティブダイニングに満足
家族カードの追加発行で特典が共有できる
【プレミアムカードの悪い口コミ】
マイルの還元率が悪くなった
高額な年会費を考えると元が取れない
プレミアムカードの口コミとしては、特典内容に満足している方の口コミがある中で、高額な年会費や改悪による特典変更に不満を感じている方がいました。
年会費が高額な点については、その分良し悪しがあるため上手く利用できている方の満足度とそうでない方の満足度に差が生じているようです。
とは言え、招待制というステータスがあるカードなので、高額な年会費からもカードとしての価値は高いと言えるのではないでしょうか。
プレミアムカードを利用している人の特徴
プレミアムカードを利用している人の特徴をまとめると以下の通りです。
・普段からクレジットカードで高額な買い物をしている方
・航空機を利用する機会が多い方
・グルメ・ゴルフ好きな方
プレミアムカードは、招待制で年間の利用実績も多い方が利用している傾向があるでしょう。
言うまでもありませんが、高年収の方が持つことができるクレジットカードになるため、高いステータス性はもちろん、プレミアムカードとしての価値を味わいながら利用することができるカードです。
価値については、付帯している特典が魅力的であるためコンシェルジュサービスをはじめ、普段から航空機を利用されている方やグルメ・ゴルフが好きな方向けの特典が豊富であると言えます。
プレミアムカードを利用したい方は、まずはダイナースクラブカードから実績を作っていき、招待を狙ってみてはいかがでしょうか。
ダイナースクラブの航空会社提携カードラインナップは6つ
ここからは、ダイナースクラブのプロパーカードではなく、航空会社と提携しているカードについて紹介していきます。
主な提携カードとして以下の6つのカードがありますので、これらの比較表から参考にしてください。
カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 国際ブランド | 保険 | 家族カード | ETCカード | 電子決済 | マイル | 発行までの期間 | 入会条件 | 公式サイト |
ANAダイナースカード | 29,700円(税込) | 1%〜1.2% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 | 年会費:6,600円(税込) | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | ANA | 2週間〜3週間程度 | 所定の基準を満たす方 | 詳細を見る | |
ANAダイナース プレミアムカード | 170,500円(税込) | 1.5%〜4.5% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ●海外航空便遅延保険 ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 | 年会費:永年無料 | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | ANA | 2週間〜3週間程度 | 所定の基準を満たす方 | 詳細を見る | |
JALダイナースカード | 30,800円(税込) | 1%〜2% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 | 年会費:9,900円(税込) | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | JAL | 2週間〜3週間程度 | 所定の基準を満たす方 | 詳細を見る | |
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | 30,800円(税込) | 1.5% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで | 年会費:9,900円(税込) | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | スカイ | 2週間〜3週間程度 | 所定の基準を満たす方 | 詳細を見る | |
MileagePlus ダイナースクラブファースト | 47,300円(税込) | 1.5% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで | 年会費:9,900円(税込) | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | マイレージプラス | 2週間〜3週間程度 | 所定の基準を満たす方 | 詳細を見る | |
MileagePlus ダイナースクラブカード | 30,800円(税込) | 1% | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 | 年会費:9,900円(税込) | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | Apple Pay | マイレージプラス | 2週間〜3週間程度 | 所定の基準を満たす方 | 詳細を見る |
①ANAダイナースカード
はじめに紹介するのは、ダイナースクラブ×ANAが提携した一般カードのANAダイナースカードです。
ANAダイナースカードの基本情報や特徴について見ていきましょう。
ANAダイナースカードの基本情報
カード名称 | ANAダイナースカード |
デザイン | カード|
年会費 | 29,700円(税込) |
ポイント還元率 | 1%〜1.2% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 |
家族カード | 年会費:6,600円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | ANA |
期間 | 発行までの2週間〜3週間程度 |
入会条件 | 所定の基準を満たす方 |
公式サイト | 詳細を見る |
ANAダイナースカードの特徴
ANAダイナースカードは、一般カードになるものの年会費29,700円(税込)とゴールドカード以上の費用がかかるカードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・ANAマイルが高還元で貯まる
・空港ラウンジサービスや充実した内容の保険が付帯
・ダイナースクラブの優待特典が各種利用可能
ANAダイナースカードは、ANAマイルが非常に貯めやすいダイナースクラブカードです。
ANAダイナースカードを利用した場合、100円につき1Pでポイントが貯まり、貯まったポイントは1P→1マイルで交換することができます。
1%還元でANAマイルを貯めることができることや、貯まるポイントの有効期限もないことはメリットに感じられやすいでしょう。
また、ダイナースクラブのプロパーカードの場合、ANAマイルへの交換上限が年間40,000マイルまでの制限がある中で、ANAダイナースカードには制限がないことも特徴です。
しかも、各種ボーナスマイルももらうことができるため、非常にANAマイルが貯めやすいダイナースクラブカードと言えるでしょう。
ボーナスマイルの詳細は以下の通り。
- 入会・継続ボーナスマイル:2,000マイル
- 搭乗ボーナスマイル: 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%
また、ANAダイナースカードでもダイナースクラブ会員の国内外1,300ヶ所以上で使える空港ラウンジサービスや最高1億円まで補償できる保険が付帯しています。
その他にもダイナースクラブ以下のような優待特典が付帯しているため、利用することで旅行時やグルメ、ゴルフなどをより充実して利用することができるでしょう。
- エグゼクティブ・ダイニング
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- 手荷物宅配
- ビジネスクラスカウンターチェックイン
- 「ANA FESTA」での割引
- 各種ゴルフ優待
- 会員限定イベント
- その他
多くのシーンで利用可能な特典が付帯しているため、高額な年会費が必要ですが特典の利用頻度によっては十分価値のあるカードと言えそうです。
②ANAダイナース プレミアムカード
続いて紹介するのは、ダイナースクラブ×ANAの2つ目の提携カードで、最上級ランクのANAダイナース プレミアムカードです。
ダイナースクラブ プレミアムカード同様に豪華特典が付帯しているハイステータスなカードなので、特徴について見ていきましょう。
ANAダイナース プレミアムカードの基本情報
カード名称 | ANAダイナース プレミアムカード |
デザイン | カード|
年会費 | 170,500円(税込) |
ポイント還元率 | 1.5%〜4.5% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ●海外航空便遅延保険 ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 |
家族カード | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | ANA |
期間 | 発行までの2週間〜3週間程度 |
入会条件 | 所定の基準を満たす方 |
公式サイト | 詳細を見る |
ANAダイナース プレミアムカードの特徴
ANAダイナース プレミアムカードは、年会費170,500円(税込)と非常に高額な費用が必要な提携カードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・プラチナ・コンシェルジュサービスなど最上級の特典が満載
・ANAマイルが非常に高還元で貯まる
・家族カードも無料発行可能
ANAダイナース プレミアムカードは、ANAと提携したダイナースクラブのプレミアムカードになるため、最高峰の特典が付帯しているカードと言えます。
上級クラスカードならではのプラチナ・コンシェルジュサービスでは、24時間365日いつでも各種予約や手配などのサポートをしてもらうことができます。
予約が難しいようなお店でも手配してもらうことができるなど、手間暇かかる作業のサポートによりより時間を有意義に過ごせることにもなるでしょう。
また、国内線ANAラウンジやプライオリティ・パスがを付帯している他、プレミアム エグゼクティブ・ダイニングなどのプレミアムカード会員限定特典も多く付帯しています。
貯まるANAマイルも最大4.5%の高還元で貯めることができたり、各種ボーナスマイルがもらえたりとANAマイルを貯めたい方にはメリットに感じられやすい特典が満載です。
- ボーナスマイルの詳細は以下の通り。
- 入会・継続ボーナスマイル:10,000マイル
- 搭乗ボーナスマイル: 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×50%
年会費は高額になるものの家族カードは無料で追加発行ができるため、家族間でも共有してANAマイルを貯めることができます。
還元率や大幅割引、各種空港ラウンジサービスなど豪華な特典が満載で、まさに最上級のANA×ダイナースクラブカードと言えるでしょう。
③JALダイナースカード
続いては、ダイナースクラブ×JALが提携した一般カードのJALダイナースカードです。
JALダイナースカードの基本情報や特徴について見ていきましょう。
JALダイナースカードの基本情報
カード名称 | JALダイナースカード |
ドデザイン | カー|
年会費 | 30,800円(税込) |
ポイント還元率 | 1%〜2% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 |
家族カード | 年会費:9,900円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | JAL |
期間 | 発行までの2週間〜3週間程度 |
入会条件 | 所定の基準を満たす方 |
公式サイト | 詳細を見る |
JALダイナースカードの特徴
JALダイナースカードは、年会費30,800円(税込)で保有することができるダイナースクラブの一般カードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・JALマイルを高還元で貯めることができる
・JALの空港利用時がより快適に
・ダイナースクラブの各種優待特典が付帯
JALダイナースカードは、JALマイルをお得に貯めることができるのか大きな特徴です。
JALダイナースカードでは、100円につき1マイルが特約店なら100円につき2マイルが貯まるため、最大2%還元で貯めることができます。
高還元で貯めることができる他、以下のボーナスマイルももらうことができるため、非常にJALマイルが貯めやすいのが特徴です。
- 入会ボーナス:5,000マイル
- 継続ボーナス:2,000マイル
- 搭乗ボーナス:25%を加算
また、JALを利用する際には、エグゼクティブクラスカウンターでのチェックインが可能で、手荷物宅配サービスなども付帯しているためより快適に利用できるでしょう。
- エグゼクティブ・ダイニング
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- 各種ゴルフ優待
- 会員限定イベント
- その他
その他にも上記のようなダイナースクラブ会員限定特典が付帯しているため、さまざまな優待を享受できるカードです。
④デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
続いては、ダイナースクラブ×デルタ航空の提携一般カードのデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードです。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの基本情報や特徴について見ていきましょう。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの基本情報
カード名称 | デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード |
デザイン | カード|
年会費 | 30,800円(税込) |
ポイント還元率 | 1.5% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで |
家族カード | 年会費:9,900円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | スカイ |
期間 | 発行までの2週間〜3週間程度 |
入会条件 | 所定の基準を満たす方 |
公式サイト | 詳細を見る |
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの特徴
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは、年会費30,800円(税込)で持つことができるダイナースクラブ一般カードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・スカイマイルが高還元で貯めることができる
・デルタ航空の特典が充実
・ダイナースクラブ優待特典が利用可能
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは、スカイマイルをお得に貯めることができるのが最大の特徴です。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードでは、カードの利用で100円につき1.5マイルを貯めることができるため高還元でマイルが貯まります。
- 入会ボーナス:10,000マイル
- 更新(継続)ボーナス:3,000マイル
また、上記のようにボーナスマイルも付与されるため、よりスカイマイルが貯めやすいのが特徴です。
デルタ航空とダイナースクラブの提携カードでもあるため、スカイチーム加盟航空会社との特典もまた、このカードならではの特徴と言えます。
例えば、デルタ スカイクラブラウンジでは世界各国に設置されているラウンジが年に3回まで3名まで無料で利用することができます。
国内では羽田空港に新設されるなど、国内外でデルタ スカイクラブのラウンジが利用できるため待ち時間を非常に有意義に過ごすのができるでしょう。
その他にも、充実した内容の保険が付帯しているため、万が一の補償時にも安心できる特典や、ダイナースクラブの優待特典が各種付帯しています。
エグゼクティブ・ダイニングや国内クラブホテルズ・旅の宿、海外ホテルズなど航空機利用時に合わせて利用できる特典やその他プライベート時に利用できる特典が満載です。
⑤MileagePlus ダイナースクラブファースト
続いては、ダイナースクラブとユナイテッド航空やスターアライアンス加盟航空会社でのマイレージ・プラス・プログラムが利用可能なMileagePlus ダイナースクラブファーストです。
2種類あるうちのワンランク上のカードになるため、特徴の違いについて解説していきます。
MileagePlus ダイナースクラブファーストの基本情報
カード名称 | MileagePlus ダイナースクラブファースト |
デザイン | カード|
年会費 | 47,300円(税込) |
ポイント還元率 | 1.5% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで |
家族カード | 年会費:9,900円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | マイレージプラス |
期間 | 発行までの2週間〜3週間程度 |
入会条件 | 所定の基準を満たす方 |
公式サイト | 詳細を見る |
MileagePlus ダイナースクラブファーストの特徴
MileagePlus ダイナースクラブファーストは、年会費47,300円(税込)で保有することができるダイナースクラブ提携カードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・マイレージ・プラスがより高還元で貯まる
・充実した補償内容の保険や空港ラウンジサービスが付帯
・各種ダイナースクラブ優待特典が付帯
MileagePlus ダイナースクラブファーストは、マイレージ・プラスをより高還元で貯めることができることが特徴と言えます。
まず、MileagePlus ダイナースクラブファーストのカード利用で100円につき1.5マイルが貯まるため1.5%還元でマイルを貯めることができます。
カードを利用するたびにマイルを高還元で貯めることができ、さらに以下のボーナスマイルも貯まります。
- 入会ボーナス:10,000マイル
- 継続ボーナス:5,000マイル
ただし、入会ボーナスは新規入会後3ヶ月以外に10万円の利用、継続ボーナスは前年500万円以上の利用が必要になるため注意しましょう。
その他にも、充実した補償内容の保険や空港ラウンジサービスが利用可能です。
国内外の旅行傷害保険では最高1億円まで補償が可能で、ショッピング時の保険も無料付帯しています。
また、ダイナースクラブの空港ラウンジサービスにより世界1,300ヶ所以上のラウンジが年に10回まで無料可能です。
その他、
- エグゼクティブ・ダイニング
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- 手荷物宅配サービス
- 各種ゴルフ優待
- 会員限定イベント
- その他
上記のようなダイナースクラブ優待特典が付帯しているので、マイレージ・プラスのマイルを貯めやすく付帯・優待特典が豊富なカードと言えるでしょう。
⑥MileagePlus ダイナースクラブカード
最後に紹介するのは、ダイナースクラブとユナイテッド航空やスターアライアンス加盟航空会社でのマイレージ・プラス・プログラムが利用可能なMileagePlus ダイナースクラブカード です。
前述したMileagePlus ダイナースクラブファーストよりもランクの下がるカードですが、付帯特典は充実しています。
特徴の違いについて見ていきましょう。
MileagePlus ダイナースクラブカードの基本情報
カード名称 | MileagePlus ダイナースクラブカード |
デザイン | カード|
年会費 | 30,800円(税込) |
ポイント還元率 | 1% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯及び一部利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●ショッピング・リカバリー:年間500万円まで ●ゴルファー保険 |
家族カード | 年会費:9,900円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay |
マイル | マイレージプラス |
期間 | 発行までの2週間〜3週間程度 |
入会条件 | 所定の基準を満たす方 |
公式サイト | 詳細を見る |
MileagePlus ダイナースクラブカードの特徴
MileagePlus ダイナースクラブカードは、年会費30,800円(税込)で保有することができるダイナースクラブ提携カードです。
特徴を簡単にまとめると以下の通り。
・マイレージ・プラスが高還元で貯まる
・充実した補償内容の保険や空港ラウンジサービスが付帯
・各種ダイナースクラブ優待特典が付帯
MileagePlus ダイナースクラブカードとMileagePlus ダイナースクラブファーストの主な違いは、年会費とマイルの還元率が挙げられます。
MileagePlus ダイナースクラブカードは、年会費が16,500円ほど安くなる一方で、マイル還元率は100円につき1マイルになるため1%還元です。
1%で貯まるため高還元ではあるものの、MileagePlus ダイナースクラブファーストよりは0.5%還元率が低いのが特徴です。
また、条件クリアでもらえるボーナスマイルは以下の内容です。
- 入会ボーナス:5,000マイル
- 継続ボーナス:2,000マイル
※入会ボーナスは3ヶ月以内に15万円以上の利用、継続ボーナスは前年300万円以上の利用で進呈。
両者の違いとしてマイルの還元率とボーナスマイルの付与数に違いがあるので覚えておきましょう。
そのほかの特典については、充実した補償内容保険や空港ラウンジサービスなどは同内容で付帯。
- エグゼクティブ・ダイニング
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- 手荷物宅配サービス
- 各種ゴルフ優待
- 会員限定イベント
- その他
上記ダイナースクラブ優待特典についても付帯しているため、年会費とマイル還元率に主な違いがあるため、選ぶ際にはこの2つを鑑みて選んでいきましょう。
ダイナースクラブのクレジットカードを利用している人の特徴
国際ブランドにも種類がある中で、どの国際ブランドがご自身に合うか分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。
ダイナースクラブを利用している方の特徴としては主に以下のようなことが挙げられます。
・ステータスカードを好む人
・旅行好きな人
・グルメ好きな人
・ゴルフ好きな人
もし、上記の特徴に該当している方であれば、ダイナースクラブの特典に合う、よりメリットに感じられる可能性が高いので、ぜひ参考にしてみてください。
特徴について見ていきましょう。
ステータスカードを好む人
ダイナースクラブは、高額な年会費や審査基準、付帯特典や歴史など総合的な理由からステータス性が高いと言われている国際ブランドです。
そのため、ステータスカードを好む方は、ダイナースクラブを利用している方も少なくありません。
傾向として、他の国際ブランドであれば年会費無料のものから高額な費用ものまでランクによってステータス性が異なりますが、ダイナースクラブは全てステータスが高いことは大きな特徴と言えるでしょう。
旅行好きな人
ダイナースクラブは、旅行に行かれる方向けの特典が満載です。
- 国内外空港ラウンジサービス
- 空港手荷物宅配サービス
- JALエービーシー優待
- Wi-Fi優待
- 海外サポートデスク
- レンタカーサービス
- その他
上記のように、旅行時の航空機利用や現地での携帯電話やWi-Fiなどのレンタル品優待、サポートデスクなどさまざまな付帯特典が設けられているため、旅行に行く方ほど、より恩恵を感じられやすいでしょう。
特に、海外での空港ラウンジサービスは、一般カードでも年に10回まで無料で利用できるため非常にお得です。
通常であれば1回3,000円以上かかるところが無料で利用できるため、旅行頻度が多い方ほど特典を享受することができます。
グルメ好きな人
前述したように特 ダイナースクラブは、「食事(Dinner)を楽しむ」という言葉が語源になっているため、グルメ好きな方にも選ばれやすいカードです。
- エグゼクティブダイニング
- Family Table
- 「オークラ ホテルズ&リゾーツ」特別優待
- 「ひらまつ」からの特別優待
- 料亭プラン
- ナイトイン銀座
- デュカス・パリとのパートナーシップ
- TRANSIT GENERAL OFFICE運営レストランからの特別優待
上記のような非常に多くのグルメ優待が付帯しており、さまざまなグルメシーンで特典を受けることができます。
例えば、エグゼクティブダイニングであればレストランの料理コースを1名分無料になる特典や、Family Tableでは家族でも利用で子供1名分の食事が無料になる特典などとてもお得な特典が設けられています。
外食が多い方は、上記特典によりメリットに感じらやすいでしょう。
ゴルフ好きな人
普段からゴルフをプレーされる方にとってもダイナースクラブの保険や付帯特典により恩恵を受けやすいです。
- プリンスゴルフリゾーツ特別優待
- 名門ゴルフ場予約
- プライベートレッスン優待
- ゴルフレッスン優待
- フィッティングサービス優待
- ゴルフ練習場優待
- ゴルフコンペ/プレープラン
上記のようなプレー料金やレッスン料金の優待サービス、ゴルフ場の予約サポートなど多くのゴルフに関する特典が設けられています。
プライベートでのゴルフや付き合いでのゴルフでも、より充実したゴルフライフを送ることができ、カードによってはゴルファー保険が付帯しているので、より安心です。
ダイナースクラブは、ハイステータスと言われている国際ブランドなだけあり、多くの特典が付帯しているので、特徴に該当している方は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
クレジットカードに付帯している国際ブランドの「Diners Club(ダイナースクラブ)」は、他の国際ブランドとは異なる特徴があります。
ダイナースクラブは、1万円を超えるカードの取り扱いしかなく、ステータス性が高いことや利用限度額に「一律の制限がない」ことが特徴的なカードです。
ステータス性が高い、と言われるのは、年会費が高いことはもちろん豊富な特典が付帯している、という特徴もあるためこれまで歩んできた歴史から構築されてきたのかもしれません。
何度も触れたように年会費は高いものの、付帯している特典を享受することで、年会費以上の価値もあるカードと言えるので、ステータス性や特典にこだわりたい方はぜひ参考にしてみてください。