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クレジットカードが不正利用されたらどうする?対処方や対策方法を徹底解説!

オンラインショッピングの支払いに便利な決済方法としてクレジットカードが挙げられます。

しかし、情報を抜き取られるリスクやなりすましによる利用などの危険性も伴うため、注意が必要です。

一般社団法人 日本クレジット協会の調査では、2022年1月〜9月までの不正利用被害額は約309億円であり、年々増加していることがわかります。

高額な請求が来るリスクもあるため、不正利用の原因や対策方法について理解しておくようにしましょう。

目次

クレジットカードが不正利用された時の対処法

不正利用が疑われる場合、以下の手続きを行いましょう。

1.本当に身に覚えがない請求なのか確認
2.カード会社に連絡
3.警察へ被害届を提出
4.カード会社へ届出受理番号を報告
5.クレジットカードを再発行

本当に身に覚えがない請求なのか確認

まずは、利用明細を確認し、身に覚えのない請求か確かめましょう。

不正利用を疑う請求でも、実際には自分で決済している場合があります。

例えば、以下のような請求は、不正利用ではない可能性があるため注意が必要です。

・利用した店舗名ではなく会社名が記載されている
・海外サービスで英語表記になっている
・酔っ払った時に支払っていて記憶が無い
・請求先にダミー表記が使われている
・家族カードで支払われている請求

カード会社に連絡

不正利用があると発覚した場合には、すぐにカード会社へ連絡しましょう。

連絡時には、以下の内容について聞かれます。

・カード番号
・明細番号
・加盟店名
・金額

本人確認がありますので、基本的にはカード名義本人が連絡するのがスムーズです。利用内容の詳細を聞かれる可能性があるので、実際のカードと利用明細を手元に起きながら(Web明細であればWeb画面を見ながら)連絡すると、スムーズに対応できます。

カード会社は、連絡を受けた後に利用停止を行い、不正利用の調査をしてくれます。

警察へ被害届を提出

カード会社への連絡が完了したら、警察へ被害届を提出しましょう。

被害届の提出は、交番または警察署で対応が可能です。
届出を提出する必要があるため、電話で被害届の提出は出来ません。

交番の場合、警察官がパトロールや巡回連絡で不在の場合があります。
その時は交番に設置されている電話機を使う事で、警察官が交番まで来てくれます。

被害届の提出には、

  • 住所、氏名、年齢、職業
  • 被害のあった日時、場所
  • 被害の詳細(商品、金額など)
  • その他参考資料(不正利用の明細や履歴など)

があるとスムーズです。
少なくとも、いつ、どういった被害にあったのかは説明出来るようにしておきましょう。

警察へ被害届を出さないと、カード会社から補償を受けられません。

カード会社が調査し不正利用と認められた支払いについては、被害届の受理番号を提出することで補償の手続きが可能です

そのため、警察へ被害届を出し、届出受理番号を交付してもらいましょう。

カード会社へ届出受理番号を報告

警察から被害届の届出受理番号を通知されたら、カード会社へ報告しましょう。

届出受理番号は警察へ手続きを行った証拠となります。

届出受理番号を提出した後は、カード会社の調査によって不正利用と認められるとすぐに補償の手続きを行えます。

クレジットカードを再発行

クレジットカードの不正利用が発覚した場合、利用停止が行われますが、同時に再発行手続きを行いましょう。

再発行することで、すでに発行されているカードは使えなくなります。

また、再発行することでカード番号、セキュリティコードが変更されるため、不正に利用される心配がありません。

なお、再発行手続きを行うと、1週間〜10日ほどでカードが自宅へ郵送されます。

すぐにクレジットカードが必要な場合は、即日発行が可能クレジットカードを発行したり、予め2枚保有しておくという備えも選択肢でしょう。

クレジットカードが不正利用されたか確認する3つの方法

クレジットカードが不正利用されたか判断に迷う場合、以下の方法を検討しましょう。

・利用明細を見る
・店舗名と支払先名が異なっていないか検索
・家族に聞く

確認方法1.利用明細を見る

利用明細を見ることで、不正利用された請求か判断できます。

特に、日付や金額から「何に支払ったのか」を思い出しましょう。

店舗で支払った場合には、利用者控えが発行されているため、利用明細と照合することで不正利用を検知できます。

確認方法2.店舗名と支払先名が異なっていないか検索

身に覚えのない請求がある場合には、支払先名を検索しましょう。

実際に支払った店舗名と、利用明細に記されている支払先名が異なる場合があります。

また、オンラインショッピングを利用した場合は、サイト名ではなく発送元の会社名が記載されているケースが多いです。

また、モバイル決済(Apple Pay、 Google Pay(TM) 、QRコード決済など)を利用した場合、店舗名ではなく決済方法が記載されます。

自分で支払ったケースも考えられるため、上記に該当していないか確認してみましょう。

確認方法3.家族に聞く

身に覚えのない請求がある場合、家族カードでの支払いがあるか確認しましょう。

クレジットカードでは、本会員の利用明細に家族カードの請求がまとめて記載されます。

また、家族間でパソコンを共有している場合、オンラインショッピングなどに登録したカード情報をそのまま利用して支払っている可能性もあります。

上記のように、実際に自分が支払っていないものでも、家族が利用したケースが考えられるので、一度確認してみましょう。

クレジットカードを不正利用されたら補償や返金はある?

クレジットカードを不正利用された場合は、条件を満たすことで返金や補償が受けられます

また、不正利用が発覚した場合、カードの利用停止を行えるため、被害を防ぐことが可能です。

万が一の場合に補償が受けられるよう、条件を確認しておくようにしましょう。

補償や返金がある場合

補償や返金については、クレジットカードの会員規約が定める方法で利用している場合に限られます。

例えば、以下のようなケースに該当していない場合、返金が認められるでしょう。

・不正利用の原因について、本人に故意や過失が無い
・紛失・盗難から一定期間以内であること
・本人に過失のない個人情報流出

補償や返金がない場合

不正利用が疑われる場合でも、以外のケースに該当すると返金が受けられません。

・警察に被害届を出していない
・カードの裏面にサインしていない
・暗証番号を誕生日などのわかりやすいものに設定している
・不正利用から一定期間以上経過している
・暗証番号を他人に教えてしまった
・天災が原因となった不正利用

基本的に、カード会社が定めるルールに違反している場合は不正利用とは認めらないケースが多いです。

家族が勝手に使った場合について、クレジットカードは本人利用に限るというルールはあるものの、ケースバイケースで返金されないことが多いようです。

例えば子供がゲーム等で親のカードを無断で利用して課金した場合、親の同意があったのか、子供が勝手にやったのか判別が出来ないからです。そのため自宅で保管する場合でも、特にお子様が自由にクレジットカードを扱えるような場所には置かないことが無難です。

支払い自体を停止することはできる?

クレジットカードの不正利用を止めたい場合、カード会社に連絡し利用停止してもらうのが効果的です。

カードの利用停止を行うと、解除や再発行するまで一切支払いができなくなります。

利用停止中は自分で支払うこともできませんが、新たに不正利用される危険性はありません。

一方で、すでに請求されている支払いについては不正利用が認められると返金の対応となりますが、認められない場合は支払いが必要です。

ただし、商品やサービスの内容に問題があった請求については、「支払い停止等の抗弁に関する手続き」を行うことで請求を停止できます。

例えば、「支払った商品が届かない」「内容通りのサービスを提供してくれない」などの詐欺が疑われる場合に手続きが可能です。

クレジットカードが不正利用される8つの原因

クレジットカードが不正利用される原因は、以下の8つが考えられます。

・フィッシング詐欺
・なりすまし
・オンラインショッピング詐欺
・盗難、紛失
・オンラインショッピングからの漏洩
・スキミング
・出会い系サイト詐欺
・コンピューターウイルス

日常的な支払いでも不正利用のリスクが潜んでいるため、原因について理解しておくことが重要です。

原因1.フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、カード会社や銀行を装いお知らせ等のメールを送ることで、リンクをクリックさせてカードの情報を盗み取る詐欺です。

リンク先のWebサイトは本物のように造られており、ひと目でフィッシング詐欺と見分けにくいという特徴があります。

リンク先のWebサイトでカード番号や個人情報を入力してしまうと、不正利用される危険性が高いです。

フィッシング詐欺の対策としては、メールに記載されているURLへ直接アクセスせず、Webブラウザから公式サイトのURLを入力する方法が良いでしょう。

原因2.なりすまし

なりすましとは、自分以外の第三者がクレジットカードを使って不正利用する手口です。

カード情報やオンラインショップの会員情報が流出することで、本人以外がカードを利用できてしまいます。

なりすましを防ぐためには、普段から利用明細を確認し、身に覚えのない請求がないか確認しておくことが重要です。

原因3.オンラインショッピング詐欺

オンラインショッピング詐欺とは、実際には存在しないオンラインショップを作成して利用者に代金を支払わせる詐欺です。

サイト自体が架空であるため、決済しても商品が届きません。

しかし、決済時にカード情報を入力しているため、番号やセキュリティコードが流出します。最近では公式サイトを模倣した巧妙な偽サイトも存在しますので、注意が必要です。

以下の条件に当てはまる場合、オンラインショッピング詐欺である可能性があるため、注意しましょう。

・URLが不自然
・フォントや日本語表記がおかしい
・商品が極端に値引きされている
・架空の会社
・会社住所が不自然
・連絡先がメールのみである
・支払い方法が前払い(銀行振込、クレジットカードなど)のみ

原因4.盗難・紛失

クレジットカードを盗難・紛失した場合、第三者に不正利用される可能性が高いです。

店舗によっては暗証番号の入力や署名を省略するケースがあるため、不正に支払いが行われる場合があります。

紛失に気づいた場合はすぐにカード会社へ連絡し、利用停止してもらいましょう。

原因5.オンラインショッピングからの漏洩

オンラインショップへ不正アクセスやハッキングが行われると、個人情報が流出する場合があります。

例えば、カード情報をオンラインサイトに結びつけていた場合、カード番号やセキュリティコードが流出し不正利用につながります。

ハッキングの技術は日々進化しているため、セキュリティに脆弱性のあるサイトは利用しないことが重要です。

原因6.スキミング

スキミングとは、店舗やATMなどでカードの磁気情報を盗用するという手口です。

専用の機器をATMなどに設置することで、カードの情報が盗まれてしまいます。

また、空き巣やロッカー荒らしなどから、スキミングが行われるケースがあります。

磁気情報が盗まれると、同じカードを複製できるため、不正利用される可能性が高いです。

最近のクレジットカードではICチップの導入により、スキミングのリスクは少なくなりました。

しかし、完全にスキミングを防げるわけではないため、普段から不正利用がないか確認することが重要です。

原因7.出会い系サイト詐欺

出会い系サイト詐欺とは、出会い系サイト・アプリに登録させて、高額な料金を支払わせるという詐欺です。

また、出会い系サイトで実際に会った相手が恋人や結婚相手のように振る舞い、金銭を騙し取る詐欺を「ロマンス詐欺」といいます。

登録したサイトでカード情報を入力することで、不正利用される可能性が高まります。

また、実際に支払いをしなくてもカードの裏表の写真を送るだけで悪用されるケースがあるため、注意が必要です。

出会い系サイト詐欺は、被害に遭っても「サイト利用を知られるのが恥ずかしい」という理由で、泣き寝入りするケースが多いです。

詐欺の相談先としては、警察や弁護士、国民生活センターなど様々あるため、被害に遭ってしまった場合は問い合わせてみましょう。

原因8.コンピューターウイルス

お手持ちのパソコンやスマートフォンなどに保管されている個人情報が、コンピューターウイルスによって流出する場合があります。

カード情報をスマートフォンに登録していると、カード番号やセキュリティーコードが流出し、不正利用されるリスクが高まるでしょう。

ウイルスは、メールの添付ファイルや悪意のあるWEBサイトを経由して侵入するケースが多いです。

普段からセキュリティ対策を心がけるとともに、怪しいメールやWebサイトにアクセスしないようにしましょう。

クレジットカードが不正利用されないための5つの対策

クレジットカードが不正利用されないための対策法として、以下の5つが考えられます。

・使用ルールを守る
・毎月利用明細を確認する
・怪しい店舗やサイトで利用しない
・ATMに不審な点がないか確認する
・セキュリティが強いカードにする

対策1.クレジットカードの使用ルールを守る

不正利用されないためには、クレジットカードの基本的なルールを守ることが重要です。

例えば、基本的なルールとしては、以下の項目が挙げられます。

・カードの裏面には必ず署名する
・暗証番号は誕生日などの簡単な数字にしない
・暗証番号を他人に教えない
・カードを第三者に貸さない

上記のルールを守ることで、不正利用を防ぐことだけでなく、カード会社から補償を受けやすくなります。

対策2.毎月利用明細を確認する

利用明細を毎月確認することで、不正利用が発生した際に気づける可能性が高まります。

現在では紙の利用明細を発行しないケースが多く、Web上で利用明細を確認するのが一般的です。

Web明細は自分でアプリやサイトにログインして確認する必要があるため、チェックする頻度が少なくなる人もいるでしょう。

不正利用から一定期間経過すると補償を受けられないため、月に一度は利用明細を確認することが望ましいです。

また、カードの請求が発生するたびにアプリの通知やメールでお知らせしてくれる機能もあります。

通知機能を活用することで不正利用に気づきやすくなるでしょう。

対策3.怪しい店舗やサイトで利用しない

不正利用を防ぐためには、怪しい店舗やサイトで支払いを行わないことが重要です。

オンラインショッピングの中には架空のサイトでカード情報のみを抜き取る詐欺サイトも存在するため、不正利用される可能性があります。

また、実際の店舗でもカードを預かって番号やセキュリティコードなどの情報を盗み見るというケースがあります。

そのため、怪しいと感じた店舗やサイトでは、クレジットカードでの支払いを極力控えることが望ましいでしょう。

対策4.ATMに不審な点がないか確認する

ATMに怪しい機械が設置されているなど、不審な点がないか確認しましょう。

ATMにはスキミングを行う機器が設置されていることがあり、磁気情報を読み取られることがあります。

スキミングされてしまうと、カードの複製や情報の抜き取りなどの不正利用が行われる可能性が高いです。

また、怪しい機械を発見した場合には、ATMに備え付けられている電話で通報するようにしましょう。

対策5.セキュリティが強いクレジットカードにする

不正利用を防ぐためには、セキュリティ対策がしっかりと行われているカードを利用しましょう。

例えば、クレジットカードには不正検知システムが導入されています。

不正検知システムとは、支払いごとに怪しい点がないか、24時間365日体制でチェックするシステムのことです。

不正検知システムで怪しい動きを確認した場合、契約者宛に電話やメールで取引の内容を確認するため、不正利用に気づくことができます。

また、ICチップを導入しているカードや、オンラインショッピングの本人認証サービスなどが導入されているとより安心です。
デジタルカードにしてそもそもカードレスにしたり、ナンバーレスカードを選択するという選択肢もあります。

あとは直接的な不正利用対策ではないですが、クレジットカードを2枚持ちにしておくことで、不正利用されてカードが使えなくなった時のためにバックアップを用意しておくという方法もあります。

セキュリティ対策がされたクレジットカードを利用しよう!

クレジットカードは、さまざまな要因で不正利用が起きる可能性があります。

注意していても不正利用されるケースは考えられるため、セキュリティ対策の強化が重要です。

万が一不正利用が発生した場合には、すぐにカード会社へ連絡し、警察へ被害届を提出しましょう。

適切な対応を行うことで、不正利用の請求について返金が受けられます。

また、普段から利用明細をこまめに確認し、怪しい請求がないか確認すると良いでしょう。

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