クレジットカードと電子マネーやコード決済などの別の支払い方法を組み合わせることで、ポイント二重取りが可能です。
クレジットカード1枚で高還元が受けられるカードもあるものの、ポイントの二重取りでよりポイント特典の恩恵を受けやすくなります。
ただ、全てのクレジットカードでポイントの二重取りができるわけではないため、二重取り可能なカードについて5つ紹介していきます。
クレジットカードのポイント二重取りの簡単な仕組みから注意点についても解説しますので、参考にしてみてください。
クレジットカードでポイントを二重取りする3つの方法
クレジットカードでポイントを二重取りするには、ポイント獲得条件に合わせてクレジットカードやその他キャッシュレス決済を利用して組み合わせる必要があります。
パターンはさまざまあるものの、代表的な方法を3つ紹介していきます。
方法1.「クレジットカード」×「コード決済」
方法その1としては、「クレジットカード」×「コード決済」の組み合わせでポイントの二重取りができます。
「コード決済」は、アプリを利用して決済することができるサービスで、一例を挙げれば「楽天ペイ」や「d払い」などがあります。
「クレジットカード」×「コード決済」の組み合わせでは、コード決済アプリにクレジットカードを紐づけすることでクレジットカード払いを通してコード決済が可能です。
ポイントの二重取りの仕組みとしては、カード払いを通すことになるため、まず、クレジットカード払いで貯まるポイントが得られます。
そして、コード決済アプリの加盟店での支払いにより、コード決済アプリのポイントが貯まるため、ポイントの二重取りできることになります。
クレジットカードを紐づけしておけば、容易にポイントの二重取りが可能になり、決済もスマホ1つでできるため、よりスムーズな決済とポイントの二重取りができるでしょう。
方法2.「クレジットカードチャージ」×「コード決済」
方法その2としては、「クレジットカードチャージ」×「コード決済」の組み合わせがあります。
前述した「クレジットカード」×「コード決済」の方法と違う点は、クレジットカードチャージが必要、ということです。
コード決済アプリによって、クレジットカードを紐づけていても、クレジットカードチャージをしてから、コード決済で支払うアプリもあります。
チャージ手続きの手間が発生するデメリットがある反面、コード決済アプリ対応のクレジットカードかつ、ポイント還元対象であれば、ポイントの二重取りができるため、お得に使うことができます。
全てのクレジットカードやコード決済アプリで、連携すればポイントが付与されるわけではないため、事前にポイントの付与が受けられるかは確認しておくのが良いでしょう。
方法3.「クレジットカード払い」×「ポイントカード」
方法その3としては、「クレジットカード払い」×「ポイントカード」の組み合わせでポイントの二重取りができます。
この組み合わせの場合、クレジットカードとポイントカードの機能が1つになっているカードも多く、クレジットカード払いのポイントとカード提示ポイントで二重取りが可能です。
もちろん、使うお店によって保有しているクレジットカードと別のポイントカードがある場合に、双方の加盟店であればポイントがそれぞれ貯まります。
使いやすさとしては、カードをそれぞれ出すよりも1枚に集約できるカードや、近年はコード決済アプリでクレジットカード・ポイントカード・支払いの3役ができるものもあるため、より使いやすく利用できるでしょう。
クレジットカードでポイントを二重取りできる組み合わせ
クレジットカードでポイントを二重取りできる組み合わせを5つ紹介していきます。
①「楽天カード」×「楽天ペイ」
はじめに紹介するのは、楽天グループでのポイント還元が充実している楽天カードです。
楽天カードとコード決済アプリ「楽天ペイ」との組み合わせで、楽天カードの基本還元率1%よりも高い還元で二重取りできますので、概要について見ていきましょう。
「楽天カード」×「楽天ペイ」の組み合わせポイント
「楽天カード」×「楽天ペイ」の組み合わせでは、楽天カードからチャージすることで常時1.5%還元でポイントを貯めることができます。
楽天カードと楽天ペイは、それぞれ単独で利用した場合、どちらも1%還元でポイントを貯めることができますが組み合わせることで+0.5%還元が上乗せされるのが今回のポイントです。
「楽天カード」×「楽天ペイ」でポイントを二重取りする方法
「楽天カード」×「楽天ペイ」でポイントを二重取りする方法は、楽天カードから「楽天キャッシュ」へチャージし、楽天ペイで支払いすることで可能となります。
内訳例としては、1,000円分楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%還元でポイントが貯まり、楽天ペイから1,000円分の支払いをすることで1%還元を受けることができます。
楽天ペイアプリに楽天カードを紐づけしておけば、アプリから楽天キャッシュへのチャージ、および支払いができるため利用方法もとても簡単です。
さらに言えば、楽天ポイントカード加盟店であれば、楽天ポイントカードの提示でも1%還元が受けられるため、計2.5%還元のポイントの三重取りができることも覚えておきましょう。
「楽天カード」の基本情報
カード名 | 楽天カード |
カードデザイン | |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | ポイント1%〜3% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) |
家族カード | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:550円(税込) ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay Google Pay 楽天ペイ |
マイル | ANA JAL |
期間 | 発行までの1週間程度 |
入会条件 | ●満18歳以上の方(高校生は除く) |
公式サイト | 詳細を見る |
②「dカード」×「d払い」
続いては、NTTドコモが発行しているdカードです。
dカードとコード決済アプリ「d払い」との組み合わせで、dポイント加盟店であればいつでも2%還元が受けられます。
dカードの基本還元率は1%なので、ポイントの二重取りでよりポイントを貯めやすくなるでしょう。
「dカード」×「d払い」の組み合わせの概要について見ていきましょう。
「dカード」×「d払い」の組み合わせポイント
「dカード」×「d払い」の組み合わせでは、d払いにdカードを連携することで、dポイント加盟店であればいつでも2%以上の還元を受けることができます。
この組み合わせのポイントは、dポイント加盟店でいつでも高還元が受けられること、「d POINT CLUB」の会員ランクが高いほどよりポイントが貯まる、ということです。
「dカード」×「d払い」の組み合わせでは、dカードからのチャージやカード提示、d払いの支払いにより高還元が受けられる仕組みです。
そのため、dポイント加盟店やd払い加盟店で利用することで高還元を受けることができます。
また、貯まるdポイントでは、ランクアップ特典が設けられており、会員ランクが高い人ほどポイントが貯まりやすいことも特徴です。
dポイント加盟店であればいつでも2%以上とお伝えしたものの、5つ星ランクであれば3.5%でポイントを貯めることができるためより恩恵を受けられるでしょう。
「d POINT CLUB」の会員ランクは、以下の通りです。
ランク | ポイント進呈倍率 | ランクアップ条件(3ヶ月間での累計P獲得数) |
5つ星 | 2.5倍 | 5,000P以上 |
4つ星 | 2倍 | 1,500P以上 |
3つ星 | 2倍 | 600P以上 |
2つ星 | 1.5倍 | 100P以上 |
1つ星 | 1倍 | 100P未満 |
5つの会員ランクに分かれており、当該月前月までの3ヶ月間のポイント獲得数に応じてランクが決められます。
普段から多く利用しているほど、ポイントの恩恵が受けやすい特典です。
「dカード」×「d払い」でポイントを二重取りする方法
「dカード」×「d払い」の組み合わせで2%還元を受けるためには、実質ポイントの三重取りをすることで受けられます。
組み合わせとしては、「dカード」×「d払い」の2つがあれば、可能となり、以下の3STEPで2%還元を受けることができます。
- d払いの支払い方法をdカードに設定:0.5%
- dポイントカード提示:1%
- d払いでの支払い:0.5%
d払いの支払い方法をdカードに設定しておくことで、チャージされるため、カード提示ポイントとd払いの支払いポイントの合計でいつでも2%以上の還元が受けられます。
なお、前述した会員ランクが高くなるほど、カード提示でのポイント還元率をアップすることができます。
また、dカードでの支払い方法を設定していない場合には、ポイントの二重取りとなり1.5%還元しか貯まらないので注意しましょう。
「dカード」の基本情報
カード名 | dカード |
カードデザイン | |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | ポイント1%〜4.5% |
国際ブランド | |
保険 | ●dカード携帯補償:購入後1年間最大1万円 ●ショッピング保険:年間100万円まで |
家族カード | 永年無料 |
ETCカード | ●年会費:550円(税込) 初年度無料、2年目以降利用があれば ●無料発行手数料:無料 |
電子決済 | iD Apple Pay d払い 楽天Edy |
マイル | JAL |
期間 | 発行までの最短5分 |
入会条件 | ●満18歳以上の個人(高校生は除く) |
公式サイト | 詳細を見る |
③「リクルートカード」×「楽天Edy」
続いては、一般カードの中でも基本還元率がトップクラスのリクルートカードです。
リクルートカードでは、電子マネー「楽天Edy」と組み合わせることで、1.7%還元でポイントを貯めることができます。
「リクルートカード」×「楽天Edy」の組み合わせの概要について見ていきましょう。
「リクルートカード」×「楽天Edy」の組み合わせポイント
「リクルートカード」×「楽天Edy」では、リクルートカードから楽天Edyへクレジットカードチャージすることで、ポイントの二重取りが可能です。
リクルートカードは、一般カードの中でも基本還元率が高い1.2%でポイントを貯めることができ、加えて楽天Edyでの支払いで+0.5%還元のポイント二重取りができます。
注意しなければならないのは、リクルートカードで貯まる電子マネーへのポイント還元は、月に上限が30,000円まで、と決まっていることです。
30,001円以上のチャージにはポイントが貯まりませんので、注意しましょう。
また、リクルートカードから楽天Edyにチャージできるのは、「Visa」と「Mastercard」のブランドのみで、「JCB」は対象外ということも合わせて注意が必要です。
「リクルートカード」×「楽天Edy」でポイントを二重取りする方法
「リクルートカード」×「楽天Edy」でポイントの二重取りをする方法として一例を挙げると、楽天Edyアプリ(おサイフケータイ)を利用する方法があります。
楽天Edyアプリ(おサイフケータイ)にリクルートカードを支払い方法に設定しておくことで、クレジットカードチャージ可能です。
リクルートカードから楽天Edyアプリにチャージすることで1.2%還元、楽天Edyでの支払いで0.5%還元が受けられるためポイントの二重取りによる1.7%還元が受けられます。
さらに言えば、楽天Edyアプリでは楽天キャッシュへのチャージも可能なため、ポイントの三重取りも可能です。
前述した楽天カードの三重取り同様に、楽天キャッシュ→楽天ペイの支払いで2.2%還元が受けられるため、合わせて覚えておきましょう。
「リクルートカード」の基本情報
クレジットカード | リクルートカード |
カード名 | |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | ポイント1.2%〜4.2% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピング保険:年間100万円まで |
家族カード | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:1,100円(税込) ※JCBは無料 |
電子決済 | Apple Pay GooglePay 楽天ペイ 楽天Edy |
マイル | JAL |
期間 | 発行までの1〜2週間程度 |
入会条件 | ●日本国内在住の満18歳以上(高校生を除く)の方 ●本人または配偶者に安定した継続収入のある方 |
公式サイト | 詳細を見る |
④「イオンカードセレクト」×「WAONオートチャージ」
続いては、イオングループの中でも電子マネーWAONとの相性が良いイオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトがWAONと相性が良い理由としては、WAONへのオートチャージでポイントが貯まるため二重取りが可能、ということです。
「イオンカードセレクト」×「WAONオートチャージ」の組み合わせの概要について見ていきましょう。
イオンカードセレクト」×「WAONオートチャージ」の組み合わせポイント
「イオンカードセレクト」×「WAONオートチャージ」を利用することで、基本還元率1%のところイオングループでのポイント還元は1.5%でポイントを貯めることができます。
イオンカードセレクトからWAONへのオートチャージで200円(税込)につき1Pが貯まります。
チャージしたWAONをイオングループのお店で支払えば、200円(税込)につき2Pが貯まるため、実質200円(税込)につき計3Pが貯まり1.5%還元が受けられてお得です。
オートチャージなので、チャージする手間もなく使いやすいさも特徴と言えるでしょう。
イオンマークのついたイオンカードは多数あるものの、全てのカードでオートチャージにポイントが貯まるわけではないので注意が必要です。
「イオンカードセレクト」×「WAONオートチャージ」でポイントを二重取りする方法
イオンカードセレクトは、WAONの機能が備わっているカードなのでオートチャージ設定をすることで、ポイントの二重取りが容易にできます。
WAON残高設定や、オートチャージの金額設定はそれぞれ1,000円〜49,000円の範囲で設定することができますので、ご自身の使いたい範囲で設定が可能です。
オートチャージについては、1日1回の回数制限やイオンカードセレクトの利用可能枠がない場合などには、オートチャージできないケースもあるため注意しましょう。
「イオンカードセレクト」の基本情報
カード名 | イオンカードセレクト |
カードデザイン | |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | ポイント0.5%〜1.5% |
国際ブランド | |
保険 | ショッピングセーフティ保険:年間50万円まで |
家族カード | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | WAON Apple Pay 楽天ペイ |
マイル | JAL |
期間 | 発行までの最短5分 |
入会条件 | ●18歳以上の方。 (高校生の方は、卒業年度の1月1日以以降であれば可) |
公式サイト | 詳細を見る |
⑤「ビックカメラSuicaカード」×「Suica」
最後に紹介するのは、家電量販店ビックカメラでのポイント特典が充実しているビックカメラSuicaカードです。
クレジットカードに搭載されている電子マネーSuicaとのポイント二重取りが可能になるため、「ビックカメラSuicaカード」×「Suica」の概要について見ていきましょう。
「ビックカメラSuicaカード」×「Suica」の組み合わせポイント
「ビックカメラSuicaカード」×「Suica」の組み合わせでは、ビックカメラSuicaカードからモバイルSuicaへのチャージまたは、オートチャージでポイントの二重取りができます。
ビックカメラSuicaカードは、基本還元率も1%とポイント還元率が高いカードです。
ただ、「ビックカメラSuicaカード」×「Suica」の組み合わせを利用することで、ビックカメラでは11.5%還元を受けることができるためさらにポイントの恩恵を受けることができるでしょう。
ビックカメラSuicaカードからSuicaへのチャージで1.5%還元され、Suicaからビックカメラでの支払いで10%還元が受けられます。
また、ビックカメラ以外でも、Suicaで支払えるお店では、1.5%のチャージによる還元と、0.5%〜1.5%のSuica支払いでの還元を受けることができます。
そのため、2%〜3%のポイント還元が受けられるのは、ポイント特典のメリットを感じられやすいでしょう。
「ビックカメラSuicaカード」×「Suica」でポイントを二重取りする方法
「ビックカメラSuicaカード」×「Suica」で二重取りをする主な方法としては、モバイルSuicaでのチャージまたは、オートチャージがあります。
オートチャージでは、ビックカメラSuicaカードからSuicaへのオートチャージ設定をしておけば、自動チャージが利用できるためとても簡単に可能です。
モバイルSuicaの場合は、以下のような流れで利用できます。
- モバイルSuicaアプリから入金を選択する
- 入金金額を入力して実行
- ビックカメラSuicaカードからチャージ
- モバイルSuicaで支払い
モバイルSuicaへビックカメラSuicaカードをクレジットカード登録しておくことで、より利用しやすくなるでしょう。
「ビックカメラSuicaカード」の基本情報
カード名 | ビックカメラSuicaカード |
デザイン | カード|
年会費 | 524円(税込) ※初年度無料、2年目以降1度でもカード利用があれば無料 |
ポイント還元率 | 1.0%〜11.5% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高500万円まで(利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1,000万円まで(利用付帯) |
家族カード | – |
ETCカード | ●年会費:524円(税込) ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay 楽天ペイ Suica |
マイル | – |
期間 | 発行までの最短30分 |
入会条件 | 日本国内に在住で電話連絡の取れる18歳以上の方(高校生は除く) |
公式サイト | 詳細を見る |
クレジットカードでポイントを二重取りする際の注意点
クレジットカードでポイントを二重取りする際には、手続き面やポイントをより貯まりやすくするための注意点がありますので、そちらについて見ていきましょう。
初期設定をする必要がある
クレジットカードでポイントを二重取りするには、電子マネーやコード決済と紐付けする必要があるため、初期設定を伴います。
手続きが面倒に感じられる方もいるかもしれませんが、1度設定すればカード番号の変更や有効期限切れのようなことがない限り設定する必要はほとんどありません。
よりポイントの恩恵を受けるためには、電子マネーへのオートチャージ設定や、コード決済アプリとの連携の初期設定を忘れずに行っていきましょう。
組み合わせや支払い方法によって二重取りができない場合がある
この記事で紹介したポイント二重取りの組み合わせでは、ポイントの二重取りや三重取りが可能であるものの、全てのクレジットカードや電子マネー・コード決済でできるわけではありません。
組み合わせでも紹介したdカードでは、d払いの支払い方法を設定することでポイント還元が受けられるものの、電子マネーへのチャージにはポイントが貯まりません。
他にも、ここで紹介していませんがコード決済アプリ「PayPay」では、クレジットカードの登録でPayPayの支払いをカード払いすることができるものの、PayPayポイントは貯まりません。※2025年1月よりPayPayカード以外のクレジットカードからの支払いもできなくなります。
このように、同じような仕組みであってもクレジットカードやコード決済アプリによって、ポイントが貯まらず二重取りできないケースがあることは覚えておく必要があるでしょう。
ポイントが分散する場合がある
ポイントの二重取りは、通常よりもたくさんのポイントがもらえるためお得に感じられるものの、ポイントが分散することも考えられます。
例えば、この記事で紹介した組み合わせを実践した場合でも、楽天カードやリクルートカード、dカードのように各種カードのポイントが貯まっても上手くポイントを使えない可能性があります。
特に、一例にはなりますが大量のポイントを貯めてマイルへの交換で特典航空券を交換したい、という場合には、貯まるポイントが分散することで貯めづらくなるでしょう。
それぞれの組み合わせを利用するよりも、ご自身の生活範囲でより適した組み合わせを選び、利用することでポイントも分散せずによりポイントの恩恵が受けられるとかもしれません。
ポイント欲しさの無駄遣いは避ける
ポイントの二重取りはよりポイントを貯めることができるためお得ではあるものの、ポイント欲しさの無駄遣いは避けるようにしましょう。
クレジットカードの基本還元率は0.5%〜1%が一般的で、ポイント二重取りでも1%〜3%台の還元率となることが多く、1度の買い物での大量ポイントの獲得は難しいと言えます。
無理な支払いにならないよう、必要な支払いに対してポイントの二重取りを利用しながらポイントを上手に貯めていくのが理想的と言えるかもしれません。
まとめ
クレジットカードでポイントの二重取りするには、クレジットカードと電子マネーやコード決済などの他のキャッシュレス決済を用いることで実現します。
この記事で紹介した5つの方法以外にも、ポイントの二重取りする方法はあるものの、必ずしも全てのクレジットカードや他のキャッシュレス決済でできるとは限りません。
効率良くポイントを貯めるためにも、ポイントの二重取りは有効ですが、条件や事前の設定などをしっかり確認して利用することでポイントの恩恵を受けることができるのではないでしょうか。