国内唯一の国際ブランドを発行しているJCBカードでは、若年層向けにJCB CARD Wを発行しています。
JCBカードが発行している一般カードには年会費がかかるカードもある中で、JCB CARD Wは年会費永年無料で持てるカードです。
この記事では、JCB CARD Wの特徴をまとめると共に、利用している方の評判や口コミを徹底分析!
メリット・デメリットについても詳しくまとめていきますので、参考にしてみてください。
JCB CARD Wの評判・口コミは良い?悪い?
JCB CARD Wの評判・口コミについて、良い評判・口コミと悪い評判・口コミをそれぞれまとめていきます。
JCB CARD Wの良い評判・口コミ
Amazonで使うならお得
スタバ専用カード
申込から利用まで年会費無料で総合的に使いやすい
OkiDokiポイントの還元がお得
即日発行ができ安心できるサービスが魅力
JCB CARD Wの良い口コミ・評判については、ポイント還元、特にAmazonやセブン-イレブン、スターバックスでの利用者が非常に多く見られました。
JCBの代表する優待店で、高い還元率でポイントを貯めることができるためメリットに感じられている方が多いようです。
また、申込やカード発行後の会員サービス、セキュリティ面などのJCBカードへの信頼性から利用している方も多く、サービス面としても満足している口コミが見られました。
JCB CARD Wの悪い評判・口コミ
ポイントの交換先によっては還元率が下がってしまう
ポイントの還元率は高いが…
海外での利用はいまいち
悪い口コミ・評判としては、ポイントの交換に関する口コミが多かったように感じられます。
JCB CARD Wは、基本還元率1%ではあるものの、ポイントの交換先によっては1%以下の還元になるサービスもあります。
ポイントサービスの仕組み自体が分かりにくいとの声やポイント制度として1,000円単位でしかポイントが付かないことに対する不満もあるようです。
また、国内を代表する国際ブランドですが、海外での利用で使えないお店もあり、加盟店数にはまだまだ課題があるようです。
JCB CARD Wの特徴は?主要10項目を解説!
ここまでJCB CARD Wの評判・口コミについて紹介してきました。
ではJCB CARD Wについて、どういった特徴があるのでしょうか。
JCB CARD Wの主な特徴として以下の10つが挙げられます。
1.年会費が無料
2.追加カードが無料
3.ポイント還元率が高い
4.ポイントアップ制度が豊富
5.ポイントの使い道が豊富
6.即日発行が可能
7.セキュリティーが強い
8.スキップ払いができる
9.付帯サービスや特典が充実
10.継続利用が可能
それぞれの理由について見ていきましょう。
特徴1.年会費が無料
JCB CARD Wは、年会費が永年無料で作ることのできるクレジットカードです。
一般カードは年会費無料を記載があっても初年度無料というかたちで、2年目以降は年会費がかかるカードも珍しくありません。
クレジットカードの場合、ポイント還元などで年会費以上にメリットを得られる場合もありますが、一定の金額を利用しないとその恩恵は受けられないため、年会費を気にしないで良いのは負担が少ないと言えるでしょう。
特徴2.追加カードが無料
JCB CARD Wは、追加カードとして家族カードやETCカードの発行でき、本カード同様に無料で発行することができます。
追加カードについても、カード会社によって費用のかかるカードがあるため、無料で発行できることは選ばれる要因と言えるでしょう。
特に、ETCカードは年会費550円程度、発行手数料が1,100円程度かかるカードも珍しくありません。ETCカードはマイカーを持っていない人でも、例えば旅行の時などにも使えますので、持っておいて損はないでしょう。
特徴3.ポイント還元率が高い
トラノコ会員のアンケート結果では、クレジットカード選びで1番重視する点が還元率の高さでした。
そのため、ポイント還元率が高いJCB CARD Wは注目されるクレジットカードの1枚と言えるでしょう。
平均的な還元率が0.5%と言われているのに対し、JCB CARD Wは基本還元率が1%と高く、他のJCBカードと比較してもポイント還元率が高く設定されているのが特徴です。
同じ金額を買い物をした場合でも0.5%の差は積み重なっていくので、ポイント還元率を重視する人には人気と言えるでしょう。
特徴4.ポイントアップ制度が豊富
JCB CARD Wは、JCBオリジナルシリーズの1つです。
JCBオリジナルシリーズのカードは、JCBオリジナルシリーズパートナーの店舗で優待還元を受けることができます。
一例を挙げると以下の通りです。
- Amazon
- セブン-イレブン
- イトーヨーカドー
- スターバックス
- 高島屋
- ローソン
- ミニストップ
優待店によってポイントアップ率は異なり最大で20倍のポイントを貯めることができます。
ポイント還元率が高いほど利用者にも選ばれやすいカードと言えるため、ポイントアップ制度が豊富なことは人気の理由と言えるでしょう。
特徴5.ポイントの使い道が豊富
JCB CARD Wの利用で貯まるOki Dokiポイントは、使い道が豊富なことも人気の要因と言えるでしょう。
Oki Dokiポイントは、他社ポイントやマイル、電子マネーと交換することができるため利用者に合わせて好きな使い道を選ぶことができます。
一部交換先を紹介すると以下の通りです。
交換レート | JCB CARD Wの還元率 | |
nanacoポイント | Oki Dokiポイント1P→nanacoポイント5P | 1% |
ビックポイント | Oki Dokiポイント1P→ビックポイント5P | 1% |
dポイント | Oki Dokiポイント1P→dポイント4P | 0.8% |
Pontaポイント | Oki Dokiポイント1P→Pontaポイント4P | 0.8% |
スターバックスカードチャージ | Oki Dokiポイント1P→スターバックス4円分 | 0.8% |
WAONポイント | Oki Dokiポイント1P→WAONポイント4P | 0.8% |
楽天ポイント | Oki Dokiポイント1P→楽天ポイント3P | 0.6% |
JALマイル | Oki Dokiポイント1P→JALマイル3マイル | 0.6% |
ANAマイル | Oki Dokiポイント1P→ANAマイル3マイル | 0.6% |
スカイマイル | Oki Dokiポイント1P→スカイマイル3マイル | 0.6% |
JCBトラベル | Oki Dokiポイント1P→4円分 | 0.8% |
交換先によって還元率が異なるものの、nanacoポイントやビックカメラポイントなど、高い還元率での交換も可能です。
優待還元を利用しながら還元率の高い交換先を利用することで、よりお得にポイントを使うことができるでしょう。
また、即時交換サービスでは、提携している店舗でポイントをその場で商品券や電子マネーに交換できるサービスもあります。
- アミュプラザ
- 博多大丸
- 阪急阪神百貨店
- 山形屋
- SHIROYAMA HOTEL kagoshima
- 山形屋ストア
- 城島高原パーク
一部店舗を紹介すると上記のような店舗で即時交換サービスが利用できますので、便利にポイントを使うことができるでしょう。
特徴6.即日発行が可能
JCB CARD Wは、「モバイル即時入会サービス」を利用することで、即日発行も可能です。
JCB CARD Wのクレジットカードの発行には最短でも1週間ほどかかるものの、MyJCBアプリを利用することで最短5分でバーチャルカードが利用できます。
バーチャルカードを利用すれば、オンラインでの決済ができたり、Apple Payや Google Payでの支払いができたりととても便利です。
すぐにクレジットカードを利用したいと考えている方には、人気と言えるでしょう。
特徴7.セキュリティーが強い
JCB CARD Wは、国内を代表するJCBが発行しているカードゆえに、セキュリティーが強いことも評価されています。
JCB CARD Wは、ナンバーレスデザインでタッチ決済にも対応しているため、カード番号の盗難被害を防ぐ仕様になっています。
また、セキュリティ対策として、3Dセキュアやワンタイムパスワードによるネット決済によるセキュリティー対策も実施。
他にも、不正検知システムや利用通知サービスにより、さまざまな不正利用に対応できるよう対策を施しています。
さまざまなセキュリティー対策があることで、利用者も安心して使うことができるため、選ばれるポイントの1つと言えるでしょう。
特徴8.スキップ払いができる
JCB CARD Wは、スキップ払いができることも特徴の1つと言えます。
スキップ払いとは、支払いを最長6ヶ月先まで伸ばすことができる支払い方法です。
例えば、4月に買い物した支払いを10月に支払うことができるため、すぐの支払いが厳しい場合でも計画的に支払うことができる便利なサービスです。
スキップ払いを利用した場合でも、余裕があれば事前に繰上返済もできるため、ご自身のタイミングに合わせて利用できるメリットがあります。
注意点としては、スキップ払いで支払うまでの日数に応じて実質7.92%〜18%の手数料がかかるため覚えておきましょう。
特徴9.付帯サービスや特典が充実
付帯サービスや特典が充実していることも特徴の1つと言えます。
JCB CARD Wには、海外旅行傷害保険とショッピング保険がそれぞれ付帯しています。
補償内容をまとめると以下の通りです。
【海外旅行傷害保険】
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
救援者費用等 | 100万円 |
補償対象旅行期間 | 3ヵ月 |
【海外ショッピングガード保険】
保険限度額 | 100万円限度 |
免責金額 | 自己負担1回の事故につき1万円 |
海外の旅行傷害保険や買い物に使える保険が無料で付帯しているため、いざという時に安心です。
特徴10.継続利用が可能
JCB CARD Wは、18歳〜39歳までの方限定で入会できるクレジットカードです。
クレジットカードには、学生や年齢限定カードは多数ある中で、多くのカードは学生や年齢条件から外れると他のカードへの切り替えが行われます。
一方で、JCB CARD Wは、カードさえ発行していれば40歳以降も持ち続けることができるカードなので、非常にお得です。
年会費も永年無料のクレジットカードなので、気になる方は対象年齢のうちに申し込みしておくのが良いかもしれませんね。
JCB CARD Wの考えられるデメリット
JCB CARD Wの特徴について見てきましたが、対して口コミや評判からも考えられるデメリットをまとめました。
それぞれのデメリットについて見ていきましょう。
申し込みに年齢制限がある
JCB CARD Wは、年齢制限があるため対象年齢以外の方は申し込みできないことはデメリットと言えるでしょう。
JCB CARD Wの対象年齢は、18歳以上〜39歳以下の方です。
前述したように、カードさえ発行しておけば40歳以降も持ち続けることができるものの、1度解約してしまった場合に対象年齢を過ぎると申し込みはできませんので注意しましょう。
JCBの加盟店が海外だと少ない
国際ブランドJCBは、加盟店数が海外だと少ない傾向があります。
国際ブランドの中でもシェア率の高いVisaやMastercardは、 JCBよりも加盟店数も非常に多いのが特徴です。
JCB CARD W はJCBの加盟店でなければ、カード決済ができないため不便に感じられる要因とも言えます。
異なる国際ブランドの2枚持ちをしておくことで、使えないシーンを減らすことができるでしょう。
ポイント付与が1,000円ごと
JCBカードは、カード利用時のポイント付与が1,000円ごとに貯まるため数百円単位の切り捨てが生じてしまいます。
JCB CARD Wの場合、1,000円ごとに2PのOki Dokiポイントが貯まり、利用月の合計金額に応じてポイントが付与されます。
そのため、1,999円のような利用金額の場合、999円にはポイントが付与されないため注意が必要です。
クレジットカードによっては、100円や200円単位でポイントが付与されるカードも多いため、1,000円単位での付与はデメリットに感じられやすいでしょう。
還元率が1%以下になる交換先がある
こちらは既に紹介したように、JCB CARD Wを利用して貯まったポイントを交換する際に、交換先によっては還元率が1%以下になる交換先があります。
交換先によってポイントの還元率が異なるため、ポイントの使い道や交換先の還元率については事前に理解しておくのが良いでしょう。
アプリが使いにくい
JCBカードでは、My JCBの会員サイトとアプリのサービスをそれぞれ利用することができる一方で、アプリがやや使いにくいという感じる方もいるようです。
近年、人気のクレジットカードでは、アプリで会員サービスを利用できるカード会社が増えており、アプリの機能への期待感から思ったよりも使えないと感じる方もいるのかもしれません。
特に、JCB CARD Wを利用した場合の利用状況が、利用日から2日以降にしか反映されないなど、反映までに時間がかかることが要因となっています。
付帯保険は海外旅行のみ対象
JCB CARD Wに付帯している保険は、旅行傷害保険とショッピングガード保険が付帯しているものの、どちらも海外時のみ対象であることはデメリットに感じられるかもしれません。
普段、国内旅行にしか行かない方にとっては、無意味な保険とも言え、買い物時の補償も海外利用時のみでは適用される方が限られてしまいます。
国内での利用が多い方は、他のクレジットカードを合わせて持つなど対応する必要があるでしょう。
JCBスターメンバーズは対象外
JCBオリジナルシリーズの特典として、JCBスターメンバーズの会員特典が設けられているものの、JCB CARD Wについては対象外であることに注意しましょう。
JCBスターメンバーズは、年間の利用金額に応じて次年度のポイント還元率が1.1倍〜1.7倍で貯まる会員サービスです。
非常にお得ですが、JCB CARD WではJCBスターメンバーズ特典が受けられないため注意しましょう。
ハイクラスカードへの招待は対象外
JCBカードには、JCBゴールド ザ・プレミアやJCB THE CLASSなどの招待でのみ所有することができるカードがあります。
JCB CARD Wについては、利用実績が豊富であってもハイクラスカードへの招待を受けることができません。
将来的によりステータス性のあるハイクラスカードを目指している方は注意が必要です。
支払いサイクルと支払い方法は固定
JCB CARD Wは、支払いサイクルと支払い方法は固定されていることにも注意しましょう。
JCB CARD Wは、毎月15日締めの翌月10日支払いです。
クレジットカードによっては、選択肢が選べるカードもあるため、注意しましょう。
また、JCB CARD Wで利用できる支払い方法は以下の通りです。
- 1回払い
- 2回払い
- ボーナス1回払い
- リボ払い
- 分割払い
- スキップ払い
上記の支払い方法以外は利用できませんので、覚えておきましょう。
JCB CARD Wと他JCBカードとの比較
JCB CARD Wは、JCBオリジナルシリーズの1枚で他にも大きく分けて8種類あります。
中でも利用されているJCBオリジナルシリーズの中から、JCB CARD Wとどのような違いがあるのか、比較して見ていきましょう。
JCB CARD Wの基本情報
カード名 | JCB CARD W |
デザイン | カード|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | ポイント1%〜10.5% |
国際ブランド | |
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピングガード保険:年間100万円まで |
家族カード | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay Google Pay QUICPay |
マイル | ANA JAL スカイ |
期間 | 発行までの最短5分 |
入会条件 | ●18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ●または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生。 |
公式サイト | 詳細を見る |
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lの違い
はじめにJCB CARD W plus Lとの違いについて表をまとめると以下の通りです。
カード名 | JCB CARD W | JCB CARD W plus L |
デザイン | カード||
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1%〜10.5% | 1%〜10.5% |
国際ブランド | ||
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピングガード保険:年間100万円まで | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピングガード保険:年間100万円まで |
家族カード | 年会費:永年無料 | 年会費無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | ●年会費:無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay Google Pay QUICPay | Apple Pay Google Pay QUICPay |
マイル | ANA JAL スカイ | ANA JAL スカイ |
期間 | 発行までの最短5分 | 最短5分 |
入会条件 | ●18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ●または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生。 | ●18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ●または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生。 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
表を見てもらうと分かる通り、JCB CARD WとJCB CARD W plus Lでは基本特典は同内容のカードです。
JCB CARD W plus Lの違いとしては、女性向けの特典が付帯していることが主な違いとなっております。
【JCB CARD W plus Lの違い】
・女性向けデザインのカードから選べる
・女性に嬉しい協賛企業からの優待特典が受けられる
・JCBLINDAの優待サービスが受けられる
JCB CARD W plus L は、JCB CARD Wの特典にプラスされて、毎月抽選でJCBギフトカードがもらえたり、協賛企業での割引や優待サービスが受けられたりとよりお得なカードと言えるでしょう。
女性でJCB CARD Wを検討している方は、JCB CARD W plus Lのデザインや特典も含めて検討してみてはいかがでしょうか。
JCB CARD WとJCBカード Sの違い
続いては、JCB CARD WとJCBカード Sの違いについて、表をまとめると以下の通りです。
カード名 | JCB CARD W | JCBカード S |
デザイン | カード||
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1%〜10.5% | 0.5%〜10% |
国際ブランド | ||
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピングガード保険:年間100万円まで | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピングガード保険:年間100万円まで ●スマートフォン保険:年間最高30,000円(免責金額1万円) |
家族カード | 年会費:永年無料 | 年会費:永年無料 |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay Google Pay QUICPay | Apple Pay Google Pay QUICPay |
マイル | ANA JAL スカイ | ANA JAL スカイ |
期間 | 発行までの最短5分 | 最短即日 |
入会条件 | ●18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ●または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生。 | ●18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ●または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
JCBカード Sは、2023年12月に新規発行が開始されたJCBオリジナルシリーズの中でも最新のカードです。
JCB CARD WとJCBカード Sの主な違いをまとめると以下のようなことが挙げられます。
【JCBカード Sの違い】
・ポイント還元率はやや低め
・付帯している保険の補償額がより手厚い
・JCBカード S限定の優待割引が充実やJCBスターメンバーズ特典あり
JCBカード Sの年会費は、JCB CARD W同様、永年無料で持てるものの基本還元率は0.5%とJCB CARD Wよりやや低いため、その分優待還元率もやや劣っています。
一方で、JCBカード Sは、国内外の旅行傷害保険やショッピングガード保険が手厚く補償されているカードです。
スマートフォン保険も付帯されているため、JCB CARD Wよりも保険が充実しているのか大きな違いと言えるでしょう。
付帯特典で大きく違うのは、カード会員限定「クラブオフ」の割引サービスがあることでしょう。
国内外20万ヶ所以上のお店で割引などの優待特典が受けられるためメリットに感じられやすいカードです。
他にも、JCBスターメンバーズ対象のカードであることもJCB CARD Wとの違いと言えます。
JCB CARD WとJCBゴールドの違い
続いては、JCB CARD WとJCBゴールドの違いについてまとめると以下の通りです。
カード名 | JCB CARD W | JCBゴールド |
カード デザイン | ||
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) ※WEB申込の場合初年度無料 |
ポイント還元率 | 1%〜10.5% | 0.5%〜10% |
国際ブランド | ||
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピングガード保険:年間100万円まで | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯・家族特約付帯) ●国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ●国内・海外航空機遅延保険 ●ショッピングガード保険:年間500万円まで ●JCBスマートフォン保険:年間最高50,000円 |
家族カード | 年会費:永年無料 | 1名無料、2枚目以降年会費1,100円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay Google Pay QUICPay | Apple Pay GooglePay QUICPay |
マイル | ANA JAL スカイ | ANA JAL スカイ |
期間 | 発行までの最短5分 | 最短5分 |
入会条件 | ●18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ●または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生。 | ●20歳以上で本人に安定継続収入のある方。(学生不可) |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
JCBゴールドは、JCBが発行する定番ゴールドカードです。
当然、JCB CARD Wとはランクの違いカードですが、特典内容をまとめると以下のような違いが挙げられます。
【JCBゴールドの違い】
・ポイント還元率はJCB CARD Wよりもやや低い
・非常に充実した補償内容の保険が付帯
・空港ラウンジサービスが付帯
・ハイクラスカードへのランクアップも可能
・海外ダブルポイントやJCBスターメンバーズ特典あり
JCBゴールドは、基本還元率が0.5%になるためJCB CARD Wよりも還元率がやや見劣りしています。
一方で、海外ダブルポイントやJCBスターメンバーズのサービスは付帯しているため、JCB CARD Wよりもポイント特典が付帯しているサービスもあるでしょう。
特に大きな違いとしては、充実した内容の保険や空港ラウンジサービスが付帯していることです。
最高1億円の補償が受けられる旅行傷害保険やショッピングガード保険、スマートフォン保険など各種手厚い補償が受けられるためより安心です。
また、国内主要の空港ラウンジサービスが無料で受けられたり、世界1,100ヶ所以上のラウンジサービスが受けられるラウンジ・キーが優待価格で受けられることも違いと言えるでしょう。
前述したハイクラスカードのJCBゴールド ザ・プレミアやJCB THE CLASSへのインビテーションが受けられるカードでもあるため、ステータス性も高いカードです。
JCB CARD WとJCBプラチナの違い
最後は、JCB CARD WとJCBプラチナの違いについて表をまとめると以下の通りです。
カード名 | JCB CARD W | JCBプラチナ |
カードデザイン | ||
年会費 | 永年無料 | 27,500円(税込) |
還元率 | ポイント1%〜10.5% | 0.5%〜10% |
国際ブランド | ||
保険 | ●海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ●ショッピングガード保険:年間100万円まで | ●海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ●国内旅行傷害保険:最高1億円 ●国内・海外航空便遅延保険 ●ショッピングガード保険:年間500万まで ●JCBスマートフォン保険:年間最高50,000円 |
家族カード | 年会費:永年無料 | 年会費:1名は枚目無料、2枚目以降3,300円(税込) |
ETCカード | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 | ●年会費:永年無料 ●発行手数料:無料 |
電子決済 | Apple Pay Google Pay QUICPay | Apple Pay Google Pay QUICPay |
マイル | ANA JAL スカイ | ANA JAL スカイ |
期間 | 発行までの最短5分 | 最短5分 |
入会条件 | ●18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ●または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生。 | ●25歳以上で、本人に安定継続収入のある方。(学生不可) |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
JCBプラチナは、JCBオリジナルシリーズの中でも最高ランクのカードです。
JCB CARD WとJCBプラチナの違いをまとめると以下のようなことが挙げられます。
【JCBプラチナの違い】
・ポイント還元率はJCB CARD Wよりもやや低い
・非常に充実した補償内容の保険が付帯
・空港ラウンジサービスが付帯
・ハイクラスカードへのランクアップも可能
・海外ダブルポイントやJCBスターメンバーズ特典あり
・JCB Platinumによる豪華特典が付帯
JCBプラチナは、JCBゴールドと同様にポイント還元率がJCB CARD Wよりもやや見劣りしているものの、海外でのポイント2倍やJCBスターメンバーズ特典が受けられます。
また、充実した保険内容や空港ラウンジサービス特典やハイクラスカードへのランクアップも可能なカードです。
JCBプラチナになると、さらに豪華な特典が付帯しJCB Platinumによる豪華特典が大きな違いと言えます。
JCB Platinumの特典としては以下の4つです。
- グルメベネフィット
- JCBプレミアムステイプラン
- プラチナ・コンシェルジュデスク
- プライオリティ・パス
JCBと提携しているレストランのコース料理が1名分無料になったり、上質なホテルや旅館での優待特典が受けられたりと非常にお得な優待特典が充実しています。
さらに、24時間365日利用可能なプラチナ・コンシェルジュデスクでは、最上級のサポートサービスが受けられるプラチナカードならではの特典です。
プライオリティ・パスも海外での空港ラウンジが無料で利用できるため、非常に豪華特典が満載のカードと言えるでしょう。
JCB CARD Wの申し込み方法
最後に、JCB CARD Wの申し込みを検討している方向けに申し込み方法についても解説していきます。
JCB CARD Wの申し込み条件
JCB CARD Wの申し込み条件としては、18歳以上39歳以下という年齢条件と、本人または配偶者に安定継続した収入がなければなりません。
ただし、高校生を除く大学生や専門学生については、収入がなくても申し込みは可能です。
安定継続した収入についての基準はJCBでも公表されていないものの、アルバイトやパートの方でも申し込みは可能になります。
申し込みを行っていく場合には、運転免許証などの本人確認書類や登録する口座情報が必要になります。
申し込み方法によっても事前に準備するものは異なり、インターネット申し込みであれば事前に本人確認書類を申請する方法とカード受取時に提示する方法がありますので、覚えておきましょう。
JCB CARD Wの申し込みから発行の流れ
JCB CARD Wのインターネットによる申し込みから発行までの流れとしては、以下の通りです。
1.ナンバーレスもしくはカード番号ありの希望するJCB CARD Wを選択する
2.規約や重要事項等の内容に問題がなければ同意のうえ入力に進む
3.必要事項を入力する。口座の登録が必要になるため口座情報を準備する
4.入力内容の確認の上申し込み
5.審査結果通知を受け取る・カード発行
6.カード受け取り
JCB CARD Wは、インターネットで口座を登録することで、申し込み時の本人確認書類は不要で手続きすることもできます。
反対に、口座の登録を口座振替依頼書で行うこともでき、その場合は申し込み時に本人確認書類のアップロード等が必要です。
JCB CARD Wは、モバ即のサービスを利用することでMyJCBアプリからデジタルカードの発行もできます。
JCB CARD Wの現物が届くには最短1週間程度要するため、覚えておきましょう。
まとめ
JCB CARD Wの評判・口コミを元にメリットや考えられるデメリットについて紹介してきました。
JCB CARD Wは、年会費も永年無料でポイント還元、特に優待還元の評判がいいクレジットカードです。
18歳以上から39歳以下の年齢制限が設けられているものの、利用先によってはメリットも多くの方から感じられているカードなので、ぜひ参考にしてみてください。