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【カードローン比較】人気10社の金利・審査の違いとおすすめはどれ?

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「急な出費でお金が足りない」というような状況で役に立つのがカードローンです。

すぐに借入できるメリットがある一方で、商品の種類が多いことや、比較するべき項目が多いことで、どれが自分に合っているのか分からないという方もいるでしょう。

そこで、カードローン選びの悩みを抱える人のために、厳選したカードローン10社を徹底的に比較し、最適な一枚を見つけるためのポイントや選び方について解説します。

この記事を読むことで、状況や希望に合ったカードローンが見つかります。

監修者の紹介
公認会計士税理士:重松輝彦。
中央青山監査法人、あずさ監査法人という4大監査法人で経験を積み、平成24年8月に重松輝彦公認会計士事務所を設立。お金に関する専門用語を分かりやすく解説し、節税サポートなども得意とする。

目次

カードローンを比較する上で知っておきたい基本情報

カードローンにはさまざまな商品があるため、基本的な特徴を理解しておくと比較しやすくなります。

まずは、カードローンの特徴やメリット、どのような種類があるのかについて確認していきましょう。

カードローンとは?どんな人が利用する?

カードローンとは、銀行や消費者金融などの金融機関が提供する個人向けの融資サービスの一つです。

専用のローンカードやキャッシュカードを使って、契約時に定められた利用限度額の範囲内であれば、ATMやインターネットバンキングなどを通じて繰り返し現金を借り入れることができます。

カードローンの使い道は原則自由ですが、以下のような人が利用する傾向にあります。

・急な冠婚葬祭、医療費など、予期せぬ出費があった人
・給料日までのつなぎ資金や、一時的に生活費が不足した人
・資格取得のための学費や教材費などを支払いたい人
・複数の借入を一本化したい人

特に、住宅ローンやマイカーローンなど、他のローンが利用できない使い道でお金を借りたい場合に向いている借入方法です。

カードローンとキャッシングの違いは?

カードローンと似た借入方法に「キャッシング」があります。

「キャッシング」はクレジットカードのキャッシング機能を利用した借入のことを指す場合が多い傾向にあります。

どちらもカードを使ってATMやインターネットバンキングから借入ができる点は同じです。

しかしながら、カードローンの方が利用限度額が高い傾向にあります。
また、金利についてもカードローンの方が低い商品があります。

一方でキャッシングは、クレジットカード1枚で借入も完結させたい場合に利用する傾向があると言えるでしょう。

カードローンのメリット・デメリット

カードローンには、主に以下のようなメリットがあります。

・資金使途が原則自由
・担保・保証人が原則不要
・利用限度額内なら繰り返し利用可能
・申し込みや借り入れ・返済の手続きが比較的簡単
・他のローンに比べて融資までの時間が短い(最短即日)

他の借入方法と比べると、「借入が早い」「使い道が自由」なことがメリットとして上げられる傾向にあるようです。

一方で、カードローンには以下のようなデメリットも存在します。

・金利が比較的高い
・借りすぎてしまうリスクがある
・延滞すると信用情報に影響を及ぼす
・安易な利用による借金癖
・総量規制の対象

使い方によっては返済が困難になったり、多くの利息を支払う必要があります。そのため、カードローンを利用する際には上記の点を十分に理解しておくことが重要です。

カードローンの種類とその違いを比較

カードローンには「消費者金融系カードローン」「銀行系カードローン」「信販系カードローン」の3種類があります。
それぞれの特徴を表で比較しました。

スクロールできます
カード名消費者金融系
カードローン
銀行系
カードローン
信販系
カードローン
金利(年率)高め
(約3.0%~18.0%)
低め
(約1.5%~14.5%)
中間
(約2.0%~18.0%)
審査スピード速い
(最短即日融資も可能)
遅め
(数日~1週間以上かかる場合も)
中間
(約2.0%~18.0%)
借入限度額やや低め比較的高め中間程度
総量規制対象
(年収の3分の1まで)
対象外
(ただし、独自の基準あり)
対象
(年収の3分の1まで)

それぞれ特徴が異なるため、自分の目的にあったものを選ぶことが重要です。
基本的な選び方のポイントとしては、以下が挙げられます。

・消費者金融系カードローンがおすすめな人
早く借りたい、手軽さを重視する人
無利息期間を活用したい人(短期間で返済できる人)

・銀行系カードローンがおすすめな人
少しでも低い金利で借りたい人
借入までの時間に余裕がある人

・信販系カードローンがおすすめな人
金利とスピードのバランスを取りたい人

カードローン比較!人気10社でおすすめはどれ?

カードローンの基本的な情報について理解したうえで、ここでは人気のカードローン10社をピックアップし、それぞれどのような方におすすめなのか、その理由を分かりやすく解説します。

スクロールできます
カードローン金利(実質年率)利用限度額審査時間融資時間詳細
アコム3%~18%最大800万円最短20分最短20分詳細を見る
アイフル3%~18%最大800万円最短18分最短18分詳細を見る
プロミス4.5%~17.8%最大500万円最短3分最短3分詳細を見る
レイク4.5%~18%最大500万円最短15秒最短25分詳細を見る
SMBCモビット3%~18%最大800万円最短15分最短15分詳細を見る
三井住友銀行
カードローン
1.5%〜14.5%最大800万円最短即日最短即日詳細を見る
楽天銀行
スーパーローン
1.9%~14.5%最大800万円非公開非公開詳細を見る
住信SBIネット銀行
カードローン
1.89%~14.79%最大1,000万円非公開非公開詳細を見る
三菱UFJ銀行
バンクイック
1.4%〜14.6%最大800万円最短即日最短翌日詳細を見る
横浜銀行
カードローン
1.5%~14.6%最大1,000万円最短当日最短翌日詳細を見る

※審査時間・融資時間は、申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

ご自身の希望やライフスタイルに合うカードローンを見つけるための参考にしてください。

アコム

アコムの基本情報

金利3%~18%
無利息期間契約日の翌日から30日
申込条件20歳以上のご本人に安定した収入のある方
※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申し込みいただけます。
利用限度額1万円~800万円
審査時間最短20分
融資時間最短20分

アコムが他カードと比較しておすすめできる理由

アコムは無利息期間が30日間に設定されているため、短期間の借入であれば返済負担を抑えられます。

また、審査時間や融資時間は最短20分と公式サイトに記載されていることから、審査がスムーズに進めばすぐに借入ができることが特徴です。

さらに、Webや電話、郵送だけでなく、自動契約機(むじんくん)で申込が可能です。
むじんくんではローンカードを即日で発行できるため、郵送されるのを待つことなく借入できます。

アイフル

アイフルの基本情報

金利3%~18%
無利息期間契約日の翌日から30日
申込条件満20歳以上69歳まで、定期的な収入のある方
利用限度額1万円~800万円
審査時間最短18分
融資時間最短18分

アイフルが他カードと比較しておすすめできる理由

アイフルは、公式サイトで「原則、電話による在籍確認なし」と明記しているのが大きな特徴です。
Web申込なら郵送物もなく、プライバシーへの配慮が徹底されています。

そのため、「職場や家族に内緒で利用したい」という方におすすめできるカードローンの一つです。

また、カードローンの種類が豊富で、目的や状況に応じて選択できることが特徴です。

・キャッシングローン
通常のカードローン

・ファーストプレミアム
アイフルのご利用がはじめての方で満23歳以上59歳までを対象に3.0%~9.5%の金利が適用されるカードローン

・SuLaLi(スラリ)
女性向けのカードローンで、専用ダイヤルやオリジナルのカードデザインなどのサービスがある

プロミス

プロミス

プロミスの基本情報

金利4.5%~17.8%
無利息期間初回借入の翌日から30日
申込条件年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方。
※主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。
ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
また、収入が年金のみの方はお申込いただけません。
利用限度額最大500万円
審査時間最短3分
融資時間最短3分

プロミスが他カードと比較しておすすめできる理由

プロミスの無利息期間は「初回借入日の翌日から30日間」のため、契約後すぐにお金を借りなくても、期間を無駄にすることがありません。

「いざという時のためにカードローンを備えておきたい」という方や、少しでも金利を抑えたい方におすすめです。

また、最短の融資時間は3分と、他のカードローンと比べても短い傾向にあります。

ローンカードが届く前でも、WEBから振込入金やスマホアプリからコンビニATMで出金できるなど、借入方法が豊富です。

さらに、アプリの利用や返済でVポイントが貯まることも魅力です。

レイク

レイク

レイクの基本情報

金利4.5%~18.0%
無利息期間30日・60日・365日
※申し込み方法や条件によって異なる
申込条件満20歳以上70歳以下で、安定した収入のある方
※パート・アルバイトで収入のある方も可
利用限度額1万円~500万円
審査時間最短15秒
融資時間最短25分

レイクが他カードと比較しておすすめできる理由

レイクは以下の条件を満たすことで、最大365日の無利息期間となります。

・レイクの利用がはじめての方
・Webで申し込み、契約
・収入証明書を提出する
・契約額が50万円以上
※契約額が50万円未満の場合は60日の無利息期間

条件を満たせば他のカードローンよりも長く無利息期間を活用できる点がおすすめです。

はじめて⾃動契約機、または電話で申し込みの場合は、「30⽇の無利息期間」となります。

また、審査時間は最短15秒(Web申し込みの場合)とスピーディーで、手続き後すぐに結果が表示される場合もあります。

融資時間を含めても最短25分と早く、当日中に借入できる可能性があるカードローンです。

また、レイクアプリからPayPayマネーへのチャージができるなど、独自の借入方法もあります。

SMBCモビット

SMBCモビット

SMBCモビットの基本情報

金利3%~18%
無利息期間なし
申込条件年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方
アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能(当社基準を満たす方)
利用限度額1万円~800万円
審査時間最短15分
融資時間最短15分

※審査時間・融資時間は、申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

SMBCモビットが他カードと比較しておすすめできる理由

SMBCモビットは、以下のいずれかの手続きを行うと、郵送物もなしで契約できます。

①「オンライン本人確認」を行う
②返済方法を口座振替で登録する
③三井住友銀行内ローン契約機へ顔写真付きの本人確認書類を持参し申し込みする

Vポイントが貯まる・使えるなど、利便性の高さも魅力です。

利息の返済200円ごとにVポイントが1ポイント貯まります。
貯まったVポイントをカードローンの返済に充てられるため、毎月の負担を抑えられることがメリットです。

また、ローソン・ミニストップ・郵便局・はこぽすでローンカードの受け取りが可能なことなど、独自のサービスも豊富です。

審査時間も最短15分(※)と早く、契約が完了するとすぐに借入ができます。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンの基本情報

金利1.5%〜14.5%(年率)
無利息期間なし
申込条件お申込時満20歳以上満69歳以下の方
原則安定したご収入のある方
三井住友銀行指定の保証会社の保証を受けられる方
※申込はご本人さまに限らせていただきます。
利用限度額10万円~800万円
審査時間最短即日
融資時間最短即日

三井住友銀行カードローンが他カードと比較しておすすめできる理由

三井住友銀行カードローンは、年1.5%〜年14.5%と、低金利で利用できるカードローンです。

「カードレス」か「カード発行型」の2種類から商品タイプを選択できることが特徴です。

カードレスの場合は、スマホで借入の手続きができ、銀行口座に振り込まれます。
また、三井住友銀行の普通預金口座を保有している場合、キャッシュカードを使って借入が可能です。

さらに、三井住友銀行本支店内に設置されているローン契約機を活用すると、申込から最短当日でローン専用カードの受け取りが可能です。
そのため「金利を抑えながら、なるべく早く融資を受けたい」という人におすすめです。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンの基本情報

金利年1.9%~年14.5%
無利息期間なし
申込条件満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方(※2)
※1但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2当行が認めた場合は不要です
利用限度額最大800万円
専業主婦は最大50万円
審査時間非公開
融資時間非公開

楽天銀行スーパーローンが他カードと比較しておすすめできる理由

楽天会員のランクに応じて審査優遇が受けられるため、普段から楽天のサービスを使っている人におすすめです。

また、「楽天銀行スーパーローン(カードローン)のお借入」と「返済口座に楽天銀行口座を設定」でハッピープログラムの会員ステージが1つアップします。
会員ステージが上がると楽天銀行の手数料無料回数が増えることが特徴です。

さらに、新規契約と借入額に応じて、最大31,000ポイントがもらえるメリットもあります。

・入会でもれなく楽天ポイント1,000ポイントプレゼント
・カードローンの利用額に応じて楽天ポイント最大30,000ポイントプレゼント

上記の特典は定期的に最大32,000ポイントになるキャンペーンを開催されているため、タイミングによってはさらに多くの楽天ポイントがもらえます。

住信SBIネット銀行 カードローン

住信SBIネット銀行 カードローン

住信SBIネット銀行 カードローンの基本情報

金利1.89%~14.79%
無利息期間なし
申込条件申込時年齢が満20歳以上満65歳以下であること
安定継続した収入のあること
外国籍の場合、永住者であること
保証会社の保証を受けられること
当社の普通預金口座を保有していること(同時申込可)
利用限度額10~1,000万円
審査時間非公開
融資時間非公開

住信SBIネット銀行 カードローンが他カードと比較しておすすめできる理由

住信SBIネット銀行 カードローンは、ネット銀行ならではの運営コストの低さを反映した、金利の低さ(1.89%~14.79%)が大きな魅力です。

さらに、「SBI証券の口座を持っている」「住信SBIネット銀行住宅ローン残高がある」のどちらかを満たしている場合に、金利が年0.5%引き下げられます。
そのため、金利の低さにこだわりたい方におすすめです。

さらに、契約時に住信SBIネット銀行のキャッシュカードへ借入機能を付帯するため、ローンカードの発行・郵送がありません。

三菱UFJカードローン バンクイック

三菱UFJカードローン バンクイック

三菱UFJカードローン バンクイックの基本情報

金利年1.4%〜年14.6%
金利タイプ変動金利
無利息期間なし
申込条件年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さまで、保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられるお客さま。
原則安定した収入があるお客さま。
外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象。
利用限度額10万円〜800万円
審査時間最短即日
融資時間翌日以降

三菱UFJカードローン バンクイックが他カードと比較しておすすめできる理由

三菱UFJカードローン バンクイックは、三菱UFJ銀行の普通預金口座を持っていなくても申し込むことができます。

金利が年1.4%〜年14.6%と低いだけでなく、以下のATMから借入・返済する場合に手数料がかからないため、コストを抑えて借入したい人におすすめです。

・三菱UFJ銀行ATM
・セブン銀行ATM
・ローソン銀行ATM
・イーネットATM

また、審査結果は最短即日で、平日は9時~21時、土・日・祝日は9時~17時まで連絡してくれます。
銀行カードローンの中では審査が速いこともメリットと言えるでしょう。

横浜銀行カードローン

横浜銀行カードローンの基本情報

金利年1.5%~14.6%
無利息期間なし
申込条件1.ご契約時満20歳以上69歳以下の方
2.安定した収入のある方、およびその配偶者
(パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます。)
3.次の地域に居住またはお勤めの方
神奈川県内全地域
東京都内全地域
群馬県内の以下の市
前橋市、高崎市、桐生市
4.保証会社の保証が受けられる方
5.横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス(株)の個人情報の取り扱いに同意される方
利用限度額10万円~1,000万円
審査時間最短当日
融資時間最短翌日

横浜銀行カードローンが他カードと比較しておすすめできる理由

横浜銀行カードローンは、神奈川県や東京都の一部など、対象地域にお住まい・お勤めの方にとって他のカードローンにはないメリットがあります。

神奈川県や東京都内に横浜銀行のATMが多数設定されているため、申し込み対象者であればATMから借入しやすい点がおすすめです。

また、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネット(ファミリーマート等に設置)といったコンビニATM等での借入・返済時の手数料が無料です。
そのため、ATMで借入や返済をする機会が多い場合に利便性が高くなります。

さらに、年1.5%~14.6%の金利で上限金利が低いため、長期的な利用を見据えている場合に便利です。

カードローンを選ぶ上で比較するべき5つのポイント

カードローンを選ぶ上で比較するべきポイントとして、以下の5点が挙げられます。

・ポイント1.金利
・ポイント2.審査・融資スピード
・ポイント3.借入限度額
・ポイント4.返済方式・返済のしやすさ
・ポイント5.キャンペーン・サービス

ただし、5つのポイント全てが優れているカードローンを見つけるのは困難で、どの商品もいずれかの特徴に特化している傾向があります。

そのため、上記の中から自分が重視するポイントの優先順位をつけて比較することが重要です。

ポイント1.金利

金利は、カードローンを利用する上で重要な比較ポイントです。なぜなら、金利の高さが返済総額や支払う利息の額に直接影響するからです。

特に注目すべきは「上限金利」でしょう。

カードローンの金利は「年率〇%~〇%」のように幅で表示されています。
初めての契約や少額の借入では、ほとんどの場合で上限金利(最大の金利)が適用されるため、この数値が低いカードローンほど利息の負担を抑えられます。

一般的に、銀行系カードローンは金利が比較的低めの傾向にあるため、支払う利息を抑えられるでしょう。

もう1つ、無利息期間も注目したいポイントです。

消費者金融系のカードローンに多くみられる「初回の借入から30日間無利息」といったサービスが無利息期間です。

無利息期間内に完済することで、利息を支払わずにカードローンを利用することもできます。

上限金利の低いカードローンよりも結果的に返済総額が少なくなるケースもあるため、シミュレーションなども活用してどちらの利息が少ないか比較してみましょう。

ポイント2.審査・融資スピード

急な出費で「今すぐお金が必要」という場面では、審査と融資のスピードが決め手になります。

消費者金融系カードローンが最も早い傾向にあり、「最短〇〇分で審査完了」「即日融資可能」などの商品があります。

また、審査の難易度についても確認しておく必要があるでしょう。

審査スピードが速いカードローンは、スコアリングシステム(申込者の情報を点数化して評価する方法)などを活用して迅速な判断を行っています。
パートやアルバイトの方でも、安定した収入があれば申し込める商品が多くあります。

一方で銀行系カードローンは、金利が低い分、より慎重な審査が行われる傾向にあります。
これは、貸し倒れ(貸したお金を回収できないこと)した際に、利息で補填できる金額が少ないためです。

前提として「審査が甘いカードローン」は存在しません。
どのカードローンも必ず返済能力の審査を行っており、安定した収入と良好な信用情報が求められます。

ポイント3.借入限度額

借入限度額とは、そのカードローンで借りられる上限金額のことです。

カードローンによって借入限度額は異なるため、自分が必要な金額を借入できるか確認しましょう。

ただし、公式サイトに「最大800万円」などと記載があっても、その金額が設定されることは稀です。
基本的には審査時に年収や他社借入額などを確認し、その人に適切な借入額を限度額に設定します。

また、最初は低めの限度額からスタートし、利用実績を積むことで増額ができる可能性があります。

ポイント4.返済方式・返済のしやすさ

カードローンの返済方法は、商品によって異なります。

自分のライフスタイルに合わせて返済しやすい方法があるか確認しましょう。

返済方法の例
・口座振替(自動引落)
・銀行振込
・ATM
・インターネットバンキング など

また、返済のしやすさとしては「自分が利用している口座の振替に対応しているか」や「提携ATMや自社ATMが近くにあるか」などが挙げられます。

公式サイトに返済方法が記載されているので、確認しておきましょう。

ポイント5.キャンペーン・サービス

金利や限度額といった基本スペックに加えて、各社が提供する独自のキャンペーンやサービスも比較してみましょう。

各社が提供しているキャンペーンやサービスには、以下のものが挙げられます。

・ポイントサービス
返済額に応じて提携先のポイントが貯まるサービスや、貯まったポイントを返済に利用できる

・キャッシュバックキャンペーン
「新規契約で現金〇円プレゼント」「契約月の翌月末までの利用額に応じて最大〇万円キャッシュバック」など、条件を満たすとキャッシュバックが受けられる

・金利引下げキャンペーン
期間限定で通常よりも低い金利が適用されるキャンペーン

また、消費者金融系カードローンでよく見られる「無利息期間」も、利息の負担を抑えるサービスとして挙げられます。

各社の公式サイトからどのようなサービス・特典があるか確認しましょう。

カードローンを選ぶ上で注意点

カードローンは、急な出費や一時的な資金不足の際に頼りになる便利なサービスです。
しかし、手軽さゆえに、計画なく利用してしまうと「返済が苦しい」「思ったより利息が増えてしまった」といった事態になりかねません。

そのため、契約前に以下の3点を押さえておきましょう。

・総量規制と返済能力の把握をしておく
・多重申込みのリスクを理解する
・無理のない返済計画を立てた上で利用する

総量規制と返済能力の把握をしておく

まずは基本として、「自分はいくらまで借りられるのか?(総量規制)」そして「毎月いくらまでなら無理なく返せるのか?(返済能力)」という2つを把握しておくことが重要です。

総量規制とは、貸金業法で定められた「個人の借入総額を、原則として年収の3分の1までに制限する」というルールのことです。
主に消費者金融系や信販系のカードローンが対象となります。

例えば、年収300万円の方であれば、貸金業者から借りられる合計額は100万円までとなります。
すでに他社から30万円借りている場合は、新たに借りられるのは70万円までです。

銀行のカードローンは銀行法が適用されるため総量規制の対象外ですが、独自の審査基準で過剰な貸付にならないよう調整しています。
無制限に借りられるわけではないので注意しましょう。

総量規制はあくまで法律上の上限であり、重要なのは、自身の家計状況に基づいた「返済能力」です。

手取りの収入から、生活費や他の借入の返済分を引いた金額が「返済能力」となるため、無理なくお金を返せるのか検討しましょう。

多重申込みのリスクを理解する

「審査に通るか不安だから、とりあえず複数の会社に申し込んでおこう」と考えるのはリスクがあります。

短期間に複数のカードローンへ申し込むことを「多重申込み」と呼び、審査において不利に働く可能性があるからです。

カードローンに申し込んだ事実は、信用情報機関に6ヶ月間記録されます。
そのため、貸し手側の金融機関は「他の会社にも同時に申し込んでいる」という状況を把握できるのです。

同時に申し込みしていることが分かると「相当お金に困っていて、返済能力に問題があるのでは」と判断される可能性があります。
本来であれば審査に通る可能性があった人でも、多重申込みが原因で審査に落ちてしまうリスクがあるでしょう。

一般的に3件以上は多重申し込みに該当すると言われていますが、各社で具体的な基準は公開されていないため、なるべく最小限の申し込みに抑えることが望ましいです。

無理のない返済計画を立てた上で利用する

借入をする前に、完済までの具体的なシミュレーションを行いましょう。

カードローンの公式サイトには、借入希望額や毎月の返済額を入力するだけで、返済期間や利息の総額がわかる「返済シミュレーション」が提供されています。

事前にシミュレーションをしておくことで、「利息がかかるから借入額を減らそう」「もう少し毎月の返済額を増やして早く返そう」などの細かいプランを立てられます。

また、万が一返済が間に合わなかった場合、「信用情報」に傷がついてしまうことがデメリットです。

信用情報はローンやクレジット契約の審査で確認されるため、返済に間に合わなかったことで以下のリスクがあるでしょう。

・新たなカードローンやクレジットカードの審査に通らない
・住宅ローンや自動車ローンといった高額なローンが組めない
・スマートフォンの分割購入ができない場合がある

将来のライフプランに影響を及ぼす可能性があるため、返済に遅れないような計画を立てることは重要です。

カードローン比較に関するよくある質問

カードローンを申し込む前は、金利や審査、利用方法など、さまざまな疑問や不安が浮かんでくるものです。

カードローン選びで特によくある質問として、以下の7つにお答えします。

・一番金利の低いカードローンはどこ?
・初心者におすすめのカードローンはどこ?
・即日融資を受けたいときは何を重視すればいい?
・できるだけ安く借りたいときは何を重視すればいい?
・無利息期間は必ずお得なの?
・審査に通りやすいカードローンはある?

一番金利の低いカードローンはどこ?

上限金利が低い傾向にあるのは「銀行系カードローン」です。

ただし、金利の数値だけで選ぶのは注意が必要です。
カードローンは金利だけでなく、利用条件や手数料といったトータルのコストで判断することが重要になります。

例えば、最低金利や優遇金利を適用するためには「住宅ローンを利用している人限定」「一定以上の年収が必要」など、条件が設定されているケースが多い傾向です。

また、返済にかかる手数料も考慮しておきましょう。

借入や返済のたびにATM利用手数料がかさんでしまっては、金利の低さを打ち消してしまいます。

特に、コンビニATMなどを頻繁に利用する可能性がある人は、提携ATM手数料が無料のカードローンを選ぶと良いでしょう。

初心者におすすめのカードローンはどこ?

重視するポイントによっておすすめは変わります。
カードローンの種類別におすすめな人の特徴を記載するので、ご自身のタイプに合わせて選びましょう。

・安心感や金利の低さを重視するなら「銀行系カードローン」がおすすめ
普段利用している銀行口座のカードローンなら、申し込みやすく安心感があります。
また、金利も比較的低い傾向にあります。

・すぐに借りたい人、すぐに返済できる人は大手の消費者金融系カードローン」がおすすめ
「最短即日融資」「初回無利息期間サービス」などのサービスを提供しているため、すぐに借りたい人やすぐに返済できる人にとってメリットがあります。

即日融資を受けたいときは何を重視すればいい?

「審査スピードが速いカードローンを選ぶ」「早い時間帯にWebで申し込む」の2点を重視することがポイントです。

「最短即日審査」のカードローンでも、申し込みの状況によっては翌日以降に結果が分かることもあります。
「最短〇〇分」など、少しでも速く審査してくれるカードローンがおすすめです。

また、多くの会社で「18時までの申し込みで最短即日融資」などのタイムリミットが設定されています。

ただし、申し込みが集中している場合は、上記の時間内でも即日融資ができないケースもあるため、なるべく午前中や午後の早い時間帯に申し込みましょう。

本人確認書類(運転免許証など)や収入証明書類(源泉徴収票など)を事前に準備しておくと申し込みがスムーズです。

できるだけ安く借りたいときは何を重視すればいい?

借入期間によって、重視すべきポイントが異なります。

・長期で借りるなら「上限金利の低い」カードローンを重視する
・短期間で返せるなら「無利息期間」のあるカードローンを重視する

例えば、1〜3ヶ月程度で返済ができるのであれば、無利息期間のメリットが大きくなります。

一方で、1年以上の返済になりそうであれば、少しでも低い金利のカードローンがおすすめです。

どちらの利息負担が少なくなるか詳しく知りたい場合は、返済シミュレーションも活用しましょう。

周りにバレたくないときは何を重視すればいい?

以下の4点を重視しましょう。

・Web完結
・カードレス
・郵送物なし
・原則電話連絡なし

店舗や自動契約機に入るところを知人や家族に見られることで、カードローンの利用が発覚するケースがあります。

また、ローンカードを財布や自宅に保管しておくこともバレるリスクとなるため、カードレスで利用できるものがよいでしょう。

無利息期間は必ずお得なの?

「期間内に返済できる見込みがある」なら、非常にお得なサービスです。

ただし、無利息期間が始まるタイミングには注意が必要です。
「契約日の翌日から」「契約日の翌日から」など、会社によって異なるため、実際に借りていなくても期間が過ぎてしまうことがあります。

「いざという時のために」と契約だけしておくと、無利息の恩恵を受けられないまま期間が終わる可能性があるため注意が必要です。

また、期間終了後の金利も確認しておきましょう。

無利息期間が終われば、通常の金利が適用されます。
もし長期の返済になりそうなら、最初から低金利のカードローンの方が返済総額は安くなる場合があります。

審査に通りやすいカードローンはある?

「審査が甘い」「通りやすい」と断言できるカードローンは存在しません。

貸金業法により、金融機関は申込者の返済能力を必ず調査することが義務付けられています。
そのため、どのようなカードローンでも一定の基準で審査が行われます。

審査に不安がある場合は「パート・アルバイトの方もお申し込み可能」など、申込の対象者を広く設定しているかを確認しましょう。

また、「多重申込み」は審査で不利になるため、自分に合ったカードローンを1社に絞って選びましょう。

まとめ

カードローンには消費者金融系、銀行系、信販系などの分類があり、それぞれ特徴が異なります。

そのため、自分が重視したいポイントに合わせて商品を選ぶことがポイントとなります。

例えば、短期間の利息を抑えたい場合は「無利息期間のあるカードローン」、すぐに借入いしたい場合は「審査時間の短いカードローン」がおすすめです。

今回紹介したカードローンはそれぞれ特徴が異なるので、比較して自分に合ったものを探してみましょう。

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